Modric Real Madrid Betis 02112019Getty

連勝で勢いづいていたレアル・マドリー、つまずく…ベルナベウでベティスとスコアレスドロー

2日のリーガ・エスパニョーラ第12節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのベティス戦をスコアレスドローで終えた。

ガラタサライ戦(1-0)、レガネス戦(5-0)と、今季初めて同じスタメンを繰り返して手応えのあるパフォーマンスを披露していたレアル・マドリー。1週間で戦う3試合における2戦目、ベティス戦ではそのスタメンからマルセロ→メンディ、バルベルデ→モドリッチと2選手のみが変更され、GKクルトワ、DFカルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ、MFカセミロ、モドリッチ、クロース、FWロドリゴ、ベンゼマ、アザールがピッチに立った。

解任論も噴出するベティスのルビ監督は、普段の4-4-2ではなく5-3-2で守りを厚くしてきたが、それでも序盤のレアル・マドリーは幾度か決定機を迎える。7分にはカルバハルのスルーパスをモドリッチが巧みにスルーしてベンゼマがシュートを放つが、これはGKジョエルがセーブ。さらに8分には左サイドでボールを受けたアザールが巧みな切り返しでエメルソンをかわし、ペナルティーエリア内に侵入してネットを揺らした……が、ホセ・マリア・サンチェス主審とVARとの相談の結果オフサイドとなり、ゴラッソ未遂に終わっている。

以下に続く

レアル・マドリーは次第にインテンシティーを落として、ベティスの5バックを崩し切れなくなり、自陣に押し込まれる時間帯も増える。しかしながら前半終了間際の44分に、再び惜しい場面を創出した。モドリッチがペナルティーエリア内に浮き球のパスを送ると、ベンゼマがすぐ横でフリーとなっていたS・ラモスに胸を使ってダイレクトパス。だが主将が右足から放った一撃は、またもジョエルに弾かれている。

後半、レアル・マドリーは前半の中盤あたりからの内容を踏襲するように攻撃が停滞。63分にはメンディが最終ラインを突破する場面があったが、シュートはサイドネットを揺らすのみに終わった。ジダン監督は65分に最初の交代カードを切り、18歳のブラジル人ロドリゴに代えて同胞の先輩である19歳ヴィニシウスを投入した。

その後、必死に攻勢を仕掛けるレアル・マドリーだったが、ヴィニシウスのグラウンダーのクロスにベンゼマが倒れ込みながら合わせたボールが枠を捉えられないなど、もどかしい状況が続く。ベルナベウの観客はベティスのリスタートが遅い場合には苛立ちをぶつけるように指笛を浴びせるようになっていった。そして81分、そのヒステリックな雰囲気は頂点に達する。フェダルがペナルティーエリア内で、グラウンダーのクロスをハンドで止めたように思われたがPKが取られず、耳をつんざくブーイングがピッチに浴びせられた。

ジダン監督が2枚目の交代カードを切ったのは84分、ベンゼマをピッチから下げて代わりにヨビッチを1トップに据えた。しかし、ヴィニシウスがこれまでと同じように決定機を逸するなど、最後まで得点を奪えぬまま試合終了のホイッスルを迎えている。勝ち点を22としたレアル・マドリーは同日にレバンテに敗れた首位バルセロナと並んだ。バルセロナとレアル・マドリーは、翌日にレアル・ソシエダ戦に臨むグラナダ(勝ち点20)に順位を明け渡す可能性がある。

▶【Goal.com×鹿島アントラーズ】誰でもDAZN(ダゾーン)が2ヶ月無料に!詳細はコチラ|11月30日まで

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZNが「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃料金体系→こちらへ ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

Goal-live-scores
広告