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連係良し!クロスの質良し!3アシストの伊東純也が2列目争い名乗り「自信を持ってやれている」

 2列目の定位置争いはさらに激化しそうだ。10日に行われたカタールW杯アジア2次予選のモンゴル戦で先発に抜擢された日本代表MF伊東純也が、圧巻の3アシストで6-0の大勝に貢献。90分を通して右サイドを縦横無尽に駆け上がったスピードスターは「自信を持ってやれている」と充実ぶりを口にした。

 ベルギーのヘンクでプレーする“韋駄天”が、その成長ぶりをホーム・埼玉スタジアム2002でいかんなく発揮した。まずは22分、「うまく拓実や酒井君との関係で抜け出したり崩したりして、良い形でクロスを上げられる回数が多かった」と振り返るように、酒井宏樹のスルーパスに抜け出した伊東が、右サイド深くからダイレクトでクロスを供給。中で南野拓実が絶妙なタイミングでヘディングシュートを叩き込み、まずは貴重な先制点をお膳立てした。

 その後1ゴールを加点し、2点をリードした日本は33分、伊東が南野とのワン・ツーからPAに進入。中へ折り返すと長友佑都が決めて3点目を獲得。40分にはまたも酒井との連係から伊東が右クロスを送ると、永井謙佑のヘッドが炸裂。試合を通じて右サイドを制圧し、3アシストを記録した伊東が強烈なインパクトを残した。

 「チャンスが来る回数はやっぱり多いので、そこで焦れずに何回もクロスを上げて、それが得点につながったと思います」

 引いて固めてくることが予想されたモンゴルに対して、日本はサイドからの崩しが多く見られた。伊東自身も「自分の良さを出すのはやっぱりサイド」であると自覚しており、「サイドで受けてそこからというのを意識した」。右サイドでは酒井との良い関係性が見受けられたが、それも「酒井君にちょっとサイドに行かせてほしい」と話していたからこそ。「そこでうまく受けて、良い形で抜け出したりというのが多かった」と振り返った。

 この日の伊東はウイングのようにサイドで張るだけではなく、中へ切り込んで酒井のオーバーラップを促す動きも見られた。「ベルギーでは中に入ることも多い」ようで、そこの多彩なバリエーションの構築にも手応えを感じている。

 しかし、中に入ったと思えば、今度はスピードを生かした縦への突破、そして良質なクロスを供給していた伊東。「やっぱりクロスは自分の強みでもありますし。上げるだけじゃなくて得点につなげないといけないと思いますし、そこは得意な部分として自信を持ってやれている」と胸を張った。

 先発起用にしっかりと応えたスピードスターが、熾烈を極める2列目の定位置争いにおいて、大きなアピールに成功したといっても過言ではないようだ。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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