2017-11-25-urawa(C) Getty Images

途中就任からアジア制覇!浦和・堀監督はサポーターに感謝「素晴らしい雰囲気が大きかった」

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦が25日に埼玉スタジアム2002で行われ、浦和レッズはアル・ヒラル(サウジアラビア)に1-0で勝利。2試合合計スコアを2-1とし、10年ぶりにアジア王者となった。

浦和の堀孝史監督はミハイロ・ペトロヴィッチ前監督の後任として、7月30日に監督へ就任した。途中就任からチームを立て直し、アジア王者へと導いた試合を終え、「まずは、今日も素晴らしい雰囲気を作って、後押しをしてくれたサポーターに感謝したい」と埼玉スタジアムに駆けつけたサポーターに感謝。また、5年半チームを率いたペトロヴィッチ前監督についても「このチームの土台を作ってきたミシャ前監督にも感謝と敬意を伝えたい」と思いを口にした。

18日にリヤドで行われた第1戦は結果こそ1-1のドローで終えたが、試合内容では多くのチャンスを作られる試合だった。「守備を意識した」第1戦に対し、この日の第2戦は「ホームなので積極的に戦える、ボールを保持するという意図のもとで今日のやり方を選択しました」と説明する。

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決勝点を決めたMFラファエル・シルバについては、第1戦で負ったケガにより、欠場の可能性も報じられたが、「メディカルスタッフと相談しながら、状況を見ながら」と慎重な選択を取った。それでも、「彼は個人でいけるという強い力を持っているので、そこに期待していた」と話し、起用がゴールにつながったことを喜んだ。

試合終了のホイッスルが鳴った瞬間は「嬉しかったと思います。率直な気持ちです。選手たちはよくやってくれたなと思いました」と優勝の瞬間を回想。「ACLだけに力を注いでいたわけではないが、ACLにかける選手たちのモチベーションの部分は大きかった。ホームで戦う時のサポーターの素晴らしい雰囲気が大きいんじゃないかと思います」と、7戦全勝を飾ったホームゲームで、サポーターの後押しがあったからこその優勝だと語った。

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