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途中出場のワトキンスが2発!チェルシーに逆転勝ちのアストン・ヴィラが公式戦11連勝を達成

現地時間27日、イングランド・プレミアリーグは第18節が行われ、チェルシーはホームのスタンフォード・ブリッジにアストン・ヴィラを迎えた。

公式戦10連勝と好調のアストン・ヴィラをホームに迎えたチェルシーは、エンソ・フェルナンデスが先発に復帰してカイセドと中盤を組み、リース・ジェームズがグストに代わって右サイドバックに。またフォファナに代わってバディアシルが最終ラインに入った以外は、前節と同じメンバーで臨んだ。

開始わずか2分、ペナルティーエリア手前右でカイセドからの浮き球パスを受けたパーマーが上手く反転して左足でボレー。これはゴール左へと外れたが、ホームで幸先のいい入り方を見せる。

するとその後もボールを保持してアストン・ヴィラを押し込み、次々にチャンスを作り出す。24分にはネトが右サイドから左足で上げたクロスをニアサイドに飛び込んだジョアン・ペドロが合わせるが、ここは至近距離でコースを消したGKエミリアーノ・マルティネスが顔面ブロックで防いだ。

試合が動いたのは37分。左CKをR・ジェームズがゴールに直接向かうように巻いて蹴ると、GKエミリアーノ・マルティネスの手前に立っていたJ・ペドロに当たってゴールへと決まり、攻勢のチェルシーが先制に成功する。

防戦の時間が長く、シュート0本のまま試合を折り返したアストン・ヴィラだが、後半もチェルシーのペースで試合が進む。54分には右サイドからR・ジェームズが入れたアーリークロスが直接ゴールへと向かうが、ここはGKエミリアーノ・マルティネスがかろうじて触ってクロスバーを叩いた。

流れを変えたいアストン・ヴィラは59分、ブエンディア、マレン、マッギンを下げてワトキンス、サンチョ、オナナを投入し、3枚替えで勝負に出る。

すると61分、カウンターからワトキンスのラストパスに抜け出したカマラが決定機を迎える。ここはGKロベルト・サンチェスが果敢な飛び出しでブロックしたが、守勢の続いていたアストン・ヴィラがようやく決定機を作り出した。

迎えた63分、高い位置でボールを奪い、ロジャーズのパスをペナルティーエリア手前で受けたワトキンスがトラップで抜け出し、GKサンチェスと交錯しながらもネットを揺らしてアストン・ヴィラが試合を振り出しに戻した。

追いついたアストン・ヴィラが勢いに乗り、66分にはサンチョとスイッチしたマートセンがエリア内左から左足を振り抜くも、至近距離からの強烈なシュートは反応してGKサンチェスがはじき返した。

追いつかれたチェルシーは69分、J・ペドロ、ガルナチョ、ククレジャを下げてデラップ、グスト、バイノー=ギッテンスを投入しこちらも3枚替え。さらに72分にはパーマーに代えてエステヴァンを投入する。

勝ち越したいアストン・ヴィラも83分、マートセンとカマラに代えてディーニュとボガードを投入。すると直後の84分、ティーレマンスの右CKをワトキンスが頭で合わせ、アストン・ヴィラが逆転に成功する。

アディショナルタイムの5分間でもチェルシーに反撃のチャンスを与えなかったアストン・ヴィラが、公式戦11連勝を飾った。

年内最終戦となる次節、チェルシーはホームにボーンマスを迎え、アストン・ヴィラは敵地でアーセナルと対戦する。

■試合結果

チェルシー 1-2 アストン・ヴィラ

■得点者

チェルシー:J・ペドロ(37分)

アストン・ヴィラ:ワトキンス(63分、84分)

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