成績不振により解任が報じられ始めたアントニオ・コンテ監督は、チェルシーのために全てを捧げていると話した。
チェルシーはボーンマス、ワトフォードに敗れ、現在プレミアリーグ2連敗中。首位マンチェスター・シティとは勝ち点19差の4位と、連覇はおろか、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得も危うい状況となっている。この状況を受け、プレッシャーが日増しに高まるコンテ監督は、会見でクラブを離れる可能性を否定した。
「一度たりともこのクラブから離れる可能性があると考えたことはない。私と選手たち全員はすべてを捧げる覚悟でクラブのために戦っているし、常にベストを尽くするように努力している。クラブの監督は結果によって将来を左右される。今は低調な結果しか得られていないから、注意を払わなければならない」
「この悪い流れを断ち切るために努力し、ウェスト・ブロムウィッチ戦では勝ち点3が必要だ。このような状況下では、自信が失われるために簡単ではない。しかし、勝ち点3を獲得するために我々が培ってきたこと、我々のフットボールを信用しなければならない」
また、ここ最近のチーム状態が予想以上に悪いと認めたコンテ監督は、自身とチームにさらなる献身を求めた。
「全選手がこの結果についてと、良いプレーをしなければならないことを理解している。ワトフォード戦のパフォーマンスは完全にネガティブなものだった。このような悪い状況の時こそ、私と選手、クラブで責任を分担すべきだ」
直近のリーグ戦5試合で1勝のみと、5位トッテナムにも抜かれる可能性が高まっているチェルシーは、12日にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとの一戦に挑む。


