天皇杯準決勝が23日に行われ、等々力陸上競技場では横浜F・マリノスと柏レイソルが対戦。試合は1-2で柏が敗れ、準決勝敗退が決定した。試合後、GK中村航輔が敗戦を振り返った。
柏は11分にFWハモン・ロペスのゴールで幸先良く先制するも、69分に一瞬の隙を突かれ失点。同点で延長戦を迎えると、FWウーゴ・ヴィエイラに勝ち越しゴールを許し、逆転負けを喫した。中村は「結果が全て。自分たちの実力が至らなかったということです」とうなだれた。
1点ビハインドの終了間際に得たセットプレーでは、中村も相手ゴール前まで上がるなど同点への執念を見せた。「(試合運びは)難しくはなかった。最後のところで耐えきれなかったということです」と悔しそうに振り返り、「実力が全て結果に出てます。それを受け止めて、また進まなきゃいけないと思います」と険しい表情で語った。
