28日のリーガエスパニョーラ第21節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのラス・パルマス戦に3−0で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、公式戦4試合ぶりの勝利に満足感を得ている。
コパ・デル・レイ準々決勝セビージャ戦の2試合をどちらも落とし、またリーガ第20節ジローナ戦を引き分けで終えていたアトレティコだが、このラス・パルマス戦でようやく勝利を取り戻した。シメオネ監督は試合後、この結果に安堵している様子だった。
「3試合で勝てなかった後、この試合に立ち向かうのは難しいことだった。それにガメイロ、ジエゴ・コスタが負傷で出場できなかったしね。うまく試合を解決できたと思う」
シメオネ監督はまた、補強禁止処分やチャンピオンズリーグ、コパの敗退といった逆境にもかかわらず、チームが良い形でシーズンを終えられるとの確信を口にしている。
「チャンピオンズで敗退したことには大きな痛みを感じたし、コパ敗退だって辛かった。そもそも今季のはじめは補強ができず、私たちは何度も工夫することを強いられている。何人かの選手たちは出場を望み、私たちは彼らが出て行かないように働きかけていた」
「いずれにしても、このチームは競争的であり、状況が変われば事はうまく運ぶはずだ。最高の監督のまま今季を終えられると、私は確信している」




