バイエルン・ミュンヘンのMFアルトゥーロ・ビダルは、レアル・マドリー戦での退場処分に怒りを示している。
バイエルンは18日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグでマドリーと対戦。PKにより先制に成功したバイエルンは同点とされた直後に勝ち越すなど試合を優位に進めた。しかし、84分にビダルが2枚目のイエローカードで退場となり、バイエルンは数的不利の状態で延長戦をプレーすることを強いられ、最終的には2-4で敗れている。
試合後、ミックスゾーンで取材に応じたビダルは「僕らは勝利を奪われた。バイエルンが2点目を取ったあと、僕らが勝ち抜きそうになり、“ショー”が始まったんだ。こういった強奪はCLでは起こり得ない。マドリーが脅し、審判がショーを始めた」と、審判団の判定を痛烈に批判した。
カルロ・アンチェロッティ監督はビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)の導入を求めるコメントを出した一方で、120分間プレーしたチアゴ・アルカンタラはそれが解決策ではないとし、「ちゃんとした資格を持った審判がCLに舞台にはいなければならない」と独自の見解を示した。
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