レアル・ベティスからの関心が伝えられたDF長友佑都について、インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は放出を否定していない。『フットボール・イタリア』が伝えている。
今季開幕からレギュラーを掴み、地元メディアやファンから高い評価を受けていた長友。しかし、11月半ばに行われたセリエA第13節のアタランタ戦で先発を外れると、以降リーグ戦では8試合連続のベンチスタートに。左サイドバックのレギュラーを、ライバルのDFダヴィデ・サントンに譲っている。
そんな状況の中、日本代表DFにはリーガ・エスパニョーラのベティスからの関心が伝えられており、1月の退団も囁かれ始めている。
スパレッティ監督は、放出を否定していない。
「(長友は)長年ここにいて、みんなが『彼は素晴らしい人物であり、優れたプロフェッショナルだ』と言っている」
「ナガトモは成熟した選手であり、彼の意思を確認するために話し合う必要がある。申し訳ないが、何も約束することはできない。上層部が取り扱うものだが、彼がプレー機会を得られる場所に行くかどうか、意思を示して欲しい」
2011年にインテルへ加入し、7年目を迎えた長友。チーム最古参の日本代表DFの現行契約は、2019年6月までとなっている。ロシア・ワールドカップを控える中、移籍市場閉幕まで残り3日での電撃移籍も起こり得る状況にあるのかもしれない。


