元ラツィオのGKで現在はイタリアメディア『メディアセット・プレミアム』のコメンテーターを務めるフェルナンド・オルシ氏が11日、『トゥット・メルカート・ウェブ』のラジオ番組でインタビューに応じた。
オルシ氏は、今シーズン、無敗のまま首位を独走するインテルについて言及。開幕前は移籍の噂が流れ、退団寸前と見られていた日本代表のDF長友佑都らを復活させることに成功した指揮官ルチアーノ・スパレッティの功績を称えた。
「(ミラン)シュクリニアルが素晴らしいパフォーマンスを見せているのは事実だが、スパレッティが復活させた選手たちを忘れてはならない。(ダニーロ)ダンブロージオ、(ダヴィデ)サントン、それにナガトモも… メンタル面において本当に物凄い仕事を成し遂げたと思う。ルチアーノが現役監督の中でも最高峰の1人であることを証明している」
また9日に行われたユヴェントスとのイタリアダービー(0-0)での戦いぶりについて非難の声が見られたものの、オルシ氏はスパレッティを支持する。
「ポジティブなファンですら、現段階でクラブが首位につけるなど考えていなかったわけで、インテルへの批判は大げさだ。アリアンツスタジアムで守備的にプレーすることは不名誉ではない。スパレッティはトリノで1ポイントをもぎ取ったことに満足しているだろう」


