ゼニトに所属する元イタリア代表のDFドメニコ・クリッシトが30日、イタリア紙『トゥット・スポルト』のインタビューに応じ、持論を展開した。
クリッシトは過去にイタリア代表の左サイドバックとしてポジションをつかみながらも、サッカー賭博への関与を疑われて代表から外された。のちに疑惑は晴れたものの、ユーロ2012及びブラジル・ワールドカップへの出場チャンスを失ってしまった。
「イタリア代表から外されてしまい、地道に努力して精進して、物凄く苦労して手に入れたすべてを奪われてしまった。僕のものだったはずなのに。でも僕は前へ進み続ける。いつも前へ、胸を張ってね」
今年で31歳を迎えるクリッシトだが、2018年に開催されるロシア・ワールドカップへの出場を夢見ている。6年間プレーしてきた地での開催となるが、イタリア代表の指揮官ジャンピエロ・ヴェントゥーラがロシアリーグを高く評価していないこともあり、代表招集の可能性は低い。
「ヴェントゥーラ指揮下のアズーリの一員となるのが非常に難しいことは分かっている。監督はロシア・プレミアリーグが本物のリーグではないと何度も断言していた。だけどUEFAはロシアのクラブのチャンピオンズリーグ出場枠を1つ増やしたし、ロシアサッカーは成長を続けているんだと僕は強調したい。とにかくロシアリーグでもヨーロッパリーグでもゼニトで良いプレーをしてアピールしたいと思う」
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