21日の試合で、負傷交代となったマルセイユDF酒井宏樹。長期離脱も懸念される中、イングランドから“珍エール”が届いた。
21日に行われたリーグ・アン第34節でリールと対戦したマルセイユ。前半だけで4ゴールを奪うなど相手を圧倒し、5-1で勝利を挙げた。
しかし、先発した酒井は早い時間帯に左膝をひねり負傷。23分にジョルダン・アマヴィと途中交代でピッチを去っている。リュディ・ガルシア監督も、会見で「今は重傷でないことを祈っている」とコメントするなど、靭帯を損傷した可能性も伝えられている。
長期離脱も心配される酒井だが、イングランドから“珍エール”が届いた。
過去にマルセイユでもプレーした経験のあるマンチェスター・シティDFバンジャマン・メンディは、ツイッターを更新。酒井へメンションをつけ、前半部はフランス語で、後半は日本語でエールを送っている。
「うまくいくさ、兄弟!!!」「それはバディに行くつもりです」
これに対し、酒井も「メルシー(ありがとう)」と投稿。イングランドからの励ましに感謝を述べている。
なお、メンディが酒井へ向け日本語で投稿したのは、今回が初めてではない。
28歳の誕生日でもあった13日、酒井はライプツィヒとのヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグで、後半アディショナルタイムに準決勝進出を決定づけるゴールを奪った(5-2で勝利、2試合合計5-3でマルセイユが勝ち抜け)。
その際にも、メンディは酒井の投稿に対し、日本語で「彼の帽子が濡れているような服を着ていただきありがとうございます」とリプライを送っている。
メンディが送る日本語での“珍エール”の真意は定かではないが、古巣マルセイユで活躍する日本代表DFのことを気にかけてくれているということは、間違いないだろう。




