38歳のオーストラリア代表FWティム・ケーヒルが、古巣ミルウォールと再契約を結んだ。
ユース時代にオーストラリアを離れ、ミルウォールに加入したケーヒルは、1998年にプロデビューを飾り、退団する2004年までに251試合に出場して57ゴールを記録した。その後、オーストラリア代表FWはエヴァートンで8シーズンを過ごし、アメリカ、中国のクラブを転々とする。そして、母国オーストラリアのメルボルン・シティで1シーズン半を過ごし、再びイングランドのピッチに立つことが決定した。
復帰の決まったケーヒルはクラブの公式ウェブサイトで「もう一度ミルウォールのユニフォームに袖を通せると思うと、何と言っていいのか言葉が見つからない。トンネルをくぐってピッチに再び立った時、16歳でここと最初に契約した時のことや多くのことを思い出した」と感慨深い様子で語っている。
また、ミルウォールに帰還した理由について「ロシア・ワールドカップに出場するため」と回答したケーヒルは「僕の子供のころからここはあまり変わっていない。ここからすべてが始まり、フットボーラーとして多くのことを学んだ場所だ。僕はここに戻れることを願っていたから、今はとても感情的になっている。でも、これはパーフェクトな移籍だ」とコメントを残した。
ミルウォールは30日に行われるダービー・カウンティ戦を前にケーヒルの入団会見を行うと発表している。


