20190111_Markus Babbel_Wanderers(C)Getty Images

豪リーグで解任のドイツ人指揮官、オーストラリアサッカーを痛烈批判「レベルはお粗末」

マルクス・バッベル氏は先日、オーストラリアAリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズで解任。クラブの決断には理解を示しつつ、同国のサッカーに対しては痛烈な批判をぶつけた。

元ドイツ代表DFでもあるバッベル氏は2018年5月にウェスタン・シドニーの監督に就任。今シーズンは開幕3連勝と好調なスタートを切るも、その後不振に陥り、Aリーグ第15節消化時点で11チーム中9位に低迷。そして、クラブ幹部はバッベル体制に終止符を打つ決断に至った。

ドイツ誌『キッカー』のインタビューに応じた同氏は「結果が出ていなかったので仕方がない。結果を出せないと、最終的にはその原因などはどうだっていい。サッカーはスコアがすべての競技だからね」とクラブの決断に納得。また、「ここの責任者たちは素晴らしい。彼らにとっても相当辛かったと思う」とも明かし、クラブの対応には問題はなく両者の関係は良好であることを強調している。

しかし、オーストラリアサッカーに関してはオブラートに包むことはなかった。次のように発言している。

「8ポイントは審判の誤審によって盗まれた。以前はベンチ入り禁止になっただろうけど、今はそれを話せる。あんな審判ではもはや屋外カジノのようなものだ。少し前に妻にこの仕事をまだ楽しめているかと聞かれた。チームとの取り組みに関しては“イエス”だが、試合は審判があまりにもひどいのでもう楽しみにすることはできなかった」

「頭を抱えさせるほどの誤審だし、監督の解任にもつながった。数日前の(メルボルン・ビクトリーで解任となった同胞の)マルコ・クルツもそうだった。一番の問題は、オーストラリアでは誰も審判を非難することがないことにある。サッカーはラグビーやオーストラリアンフットボールほどの地位にないからね」

チーム作りにおいて、サラリーキャップが障害になっていると指摘しつつ、Aリーグの勢力図にも触れた。

「一番実力のある選手は首位のFCシドニー、メルボルン・シティ、それともパースに所属する。だからウェスタン・シドニー・ワンダラーズのようなクラブはもっと育成に力を入れ、トップチームとU-21チームの間の溝を埋めていかなければいけない。我々はそれに取り組み始めていた。ヨーロッパでダメだったプレーヤーは発展につながらない」

「ヨーロッパからやってきたプロ選手は優れたボールを上手く扱える同僚とプレーすることに慣れているので、ここで自身のレベルを維持するのは難しいだろう。すると彼らはすぐにフラストレーションが溜まってしまう。ここでのサッカーのレベルは、アレクサンダー・バウムヨハンが所属するFCシドニーを除けば、お粗末と言わなければいけない」

さらにオーストラリアのサッカーの今後にも言及している。

「サッカーはオーストラリアでは金持ちのスポーツだ。子供がクラブでサッカーするために、親は毎年1500ユーロ(約18万円)を支払わなければいけない。その代償をオーストラリアのサッカーが近い未来に払うことになるだろう」

インタビューではオーストラリアの人々や現地での生活に関しては絶賛を惜しまなかったバッベル氏だが、その批判の言葉は実際に同国のサッカー関係者に届くのだろうか。

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