明治安田J1リーグ第15節のFC町田ゼルビアvs京都サンガF.C.が7日に町田GIONスタジアムで開催された。
前節の鹿島アントラーズ戦を0-1で敗れた10位のFC町田ゼルビア(勝ち点20)と、前々節のガンバ大阪戦、前節のセレッソ大阪戦と大阪勢との連戦で連敗を喫した4位の京都サンガF.C.(勝ち点24)が激突した。
2試合ぶり白星で立て直したい町田は、鹿島戦から先発メンバーを5人変更。林幸多郎、白崎凌兵、西村拓真、ナ・サンホ、オ・セフンを起用した。
一方、3試合ぶり白星で上位に生き残りたい京都は、C大阪戦から先発メンバーを5人変更。太田岳志、パトリック・ウィリアム、米本拓司、ムリロ・コスタ、佐藤響が先発のピッチに立った。
昨季は町田がダブルを達成した同カード。試合は互いに攻勢に出る中、序盤から激しい球際勝負が繰り広げられる展開に。
そうした中、京都にアクシデントが発生する。21分に前節ゴールを決めた原大智が座り込んでプレーを中断。負傷交代となり、奥川雅也をスクランブル投入した。
対する町田にもトラブル。32分、ロングボールを福田心之助と競り合った中山雄太が脳震盪の疑いで、プレー続行不可能に。望月ヘンリー海輝が急遽ピッチへ入った。
すると緊急でピッチ入りした23歳DFが大仕事。39分、敵陣左サイドからの林のロングスリーをニアサイドで岡村大八が頭で合わせてファーに流すと、望月が右足で押し込んだ。
先制を許した京都も反攻。45分、右CKのこぼれ球をボックス右手前で拾った福田が、中央に切り返して左足シュート。これは相手DFに当たるが、再び自身のもとに転がってきたボールをノートラップで右足を合わせる。強烈なシュートがゴール右上をとらえるも、GK谷晃生が右手で触ったボールはクロスバーに直撃した。
追いつきたい京都は後半開始から二枚替えを敢行し、川﨑颯太と長沢駿をピッチに投入するなど、積極的に交代カードを切りながら打開を図る。
それでも思うようにチャンスを作れず。京都は64分にムリロ・コスタを下げて平賀大空を投入すると、73分に同点ゴールが生まれる。右サイドで奥川が福田に預けて、自ら追い越して再びパスを呼び込むと、ゴール前にクロスを供給。これを平賀がヘディングで合わせ、ボールは左ポストに当たってゴールに吸い込まれた。
ホームでの勝利が欲しい中、試合を振り出しに戻された町田は81分に勝ち越しのチャンス。右サイドでミッチェル・デュークが競り勝ち、仙頭啓矢からパスを受けた藤尾翔太が深い位置から中央へグラウンダーのパス。ここに林が飛び込むが、懸命に戻った福田がブロックし、ゴールに向かったボールはGK太田が素早い反応で防いだ。
このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム5分にドラマが。京都が敵陣に攻め入った中、須貝英大のシュートのこぼれ球を拾った川﨑颯太がボックス内でラストパスを試みる。これは相手DFにブロックされるも、ペナルティアーク右にこぼれたボールを福田が左足でゴール右に豪快に蹴り込んだ。
これが決勝点となり、2-1で制した京都が3試合ぶり白星。町田は連敗を喫している。

