AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ第4節が11日に行われ、埼玉スタジアムでは浦和レッズと上海上港(中国)が対戦した。試合は浦和が1-0で上海上港を下し、グループステージ3勝目を挙げて決勝トーナメント進出に王手をかけた。試合後、浦和GK西川周作が記者団の取材に応じた。
65分と76分の二度、PKを迎えた西川。その時を振り返り「うまく無になれたと思います」と語る。そして「ここぞという時に止められるGKでありたいと常に意識していたので、自分にチャンスが来たなと、メンタル的にも落ち着いて構えられました」と続ける。
1本目は、上海上港MFオスカルのシュートをはじき出したが「相手の癖というのを見て、うまく止められた」と、狙い通りのセーブだったと明かす。2本目もキッカーはオスカル。しかし、オスカルのシュートは枠を大きく外してしまう。この場面では「キッカーが一緒だったので、メンタル的には間違いなく向こうの方がプレッシャーが掛かっていると思いました。先に動かずに、相手が蹴る瞬間に動こうと思っていた。うまく外してくれて良かったです」と、心理的な駆け引きがあったと話す。
そして「無失点で終われたことは非常に自信になります。自分たちのミスからピンチを招く場面もあったので、そこはしっかりと修正しながら、これを継続することが本当に大事だと思います。ACLもそうですし、リーグ戦も試合がたくさんあるので、しっかりと無失点を続けられるように準備したいなと思います」と、試合を総括した。
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