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【補強診断:70点】新体制の船出。ジャンパオロ戦術に適した補強で復権への第一歩~ミラン~

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主な獲得・放出まとめ

【IN】
FWラファエル・レオン(20歳、ポルトガル)
←リール、移籍金:3000万ユーロ(約36億円)

MFイスマエル・ベナセル(21歳、アルジェリア)
←エンポリ、移籍金:1600万ユーロ(約19億円)

MFラデ・クルニッチ(25歳、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
←エンポリ、移籍金:800万ユーロ(約10億円)

DFテオ・エルナンデス(21歳、フランス)
←レアル・マドリー、移籍金:2000万ユーロ(約24億円)

DFレオ・ドゥアルテ(23歳、ブラジル)
←フラメンゴ、移籍金:1100万ユーロ(約13億円)

【OUT】
FWパトリック・クトローネ(21歳、イタリア)
→ウォルバーハンプトン、移籍金:1800万ユーロ(約22億円)

MFマヌエル・ロカテッリ(21歳、イタリア)
→サッスオーロ、移籍金:1000万ユーロ(約12億円)

MFリッカルド・モントリーヴォ(34歳、イタリア)
→フリー

MFアンドレア・ベルトラッチ(27歳、イタリア)
→フリー

DFクリスティアン・サパタ(32歳、コロンビア)
→ジェノア(契約満了)

DFイニャツィオ・アバーテ(32歳、イタリア)
→フリー

※移籍金は推定を含む

基本フォーメーション:【4-3-1-2】

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【補強総合評価:70点】「買い」はまずまず。売却で利益を出せるか ※100点満点

オーナーのエリオットが送り込んだ経営責任者ガジディスCEOは、財務状況改善を進めつつ数年後のCL復帰を目指し、中期的視点に立ってチームを強化する方針を打ち出した。それを受けた新テクニカルディレクターのマルディーニは、即戦力よりも伸びしろのある若手に的を絞り、ジャンパオロ新監督の戦術にマッチしたタレントをリストアップ。各セクションに質の高い新戦力を補強して、今後の成長性を秘めた興味深い陣容が整いつつある。

その点で「買い」だけなら80点をつけられるが、余剰戦力を売却して移籍収支を大幅プラスにするというもうひとつのミッションはまだ道半ば。アンドレ・シルバ、G・ドンナルンマの高値売却に成功し、さらにビグリアらも手放して、少なくともあと7000~8000万ユーロの売却益を稼ぎ出せれば文句なしだが……。

【GK・DF評価:A】最終ラインは充実の陣容に ※各評価はC~Sの4段階

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戦力的な観点だけから見れば、G・ドンナルンマは、現在はもちろん向こう10数年の未来を保証し得る偉大なGKであり、新体制が打ち出した新プロジェクトの中心に据えるべきプレーヤーだ。しかしUEFAのファイナンシャルフェアプレー基準を満たせず、今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を剥奪されたという財政状況は、彼の売却をクラブに強いるものだ。ただ、もしそうなったとしても、その穴埋めにはレイナという信頼のおけるベテランが控えており、戦力ダウンの不安はない。

最終ラインを支えるCBは、ムサッキオ、ロマニョーリのペアが引き続きレギュラーを務める。補強のポイントになったのは、ジャンパオロ新監督の戦術において、守備だけでなく攻撃に幅を作り出す重要な役割を担うSB。左に昨季のレギュラーであるR・ロドリゲスよりさらに攻撃的なT・エルナンデスを獲得したことで、長期離脱から復活した超攻撃型のコンティ、攻守のバランスがとれたカラブリアというタイプの異なる2人が揃う右サイドと合わせて、充実した陣容が整った。

【MF評価:A】若き期待の新戦力との融合がカギに

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昨シーズンから組み立ての質に小さくない問題を抱えていた上に、中盤のポゼッションによるビルドアップを攻撃の基盤に据えるジャンパオロを新監督に迎えたこともあり、MF陣は最も重要な補強ポイントだった。マルディーニは、そのジャンパオロが3年前まで指揮を執り、その後も同じ戦術コンセプトを保ってきたエンポリから、昨シーズン大きく台頭した若手2人を引き抜くことで、その要請に応えた。中盤の底からゲームを作るレジスタとして獲得したベナセルは、移籍決定後に参戦したアフリカネーションズカップでアルジェリア優勝の立役者となって、その際立ったタレントを改めて示した。インサイドハーフのクルニッチもテクニックとフィジカルを合わせ持った好MF。パケタ、チャルハノール、ケシエというタイプの異なる現有戦力との組み合わせがどう機能するか注目だ。

【FW評価:B】コレア獲得失敗なら苦しく…

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ジャンパオロ監督の4-3-1-2システムにおいては、昨冬ジェノアから獲得して一躍エースとなったピョンテク、ここ3シーズンを通してチャンスメーカーとして絶対的な重要性を担ってきたスソ(今シーズンは右ウイングからトップ下にコンバート)の2人が攻撃の中核を担うことになる。それゆえ、補強の最重要ポイントは彼ら2人と補完的な関係を築ける第3のアタッカー。第一候補として名前が挙がっているのは、アトレティコ・マドリーの小柄なドリブラー、アンヘル・コレアだ。ただし獲得のためには、余剰戦力となっているアンドレ・シルバを売却して再投資できる資金を確保することが不可欠。それが実現しない場合には、前線の補強は何らかの妥協を強いられることになるだろう。控えのCFとして獲得したU-21ポルトガル代表のレオンは、大型ながら爆発的なスピードも備えた現代的なアタッカー。ピョンテクとは違うタイプだけどんな形で起用されるかが楽しみだ。

【戦力総合評価:70点】

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CL即時復帰を目標に掲げて派手な補強に乗り出し、サポーターの期待を煽ってはそれを裏切るという繰り返しだったここ2シーズンの反省もあり、2~3年後に照準を合わせて計画的にチームを強化するという戦略に切り替えたことが、今夏の最も重要なトピック。陣容的にも、ピョンテクと2トップを組むセカンドトップを除き、ジャンパオロ監督の戦術にマッチした質の高い顔ぶれが揃った。戦力的には、ユヴェントス、ナポリ、インテルのトップ3には及ばないものの、ローマ、アタランタと並んでそれに続く第2グループの一角を占めるという位置づけになるだろう。戦術的な約束事が多いサッカーだけに、それが定着・浸透するまでのプロセスでは多少の浮き沈みがあるかもしれない。しかしそこを乗り切ってチームを軌道に乗せることができれば、シーズンの最低目標であるEL出場権はもちろん、CL出場権を争うことも十分に可能だろう。

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2019-20シーズンのセリエAもいよいよ開幕。
クラブの歴史からすれば屈辱的な低迷が続いていた近年だったが、昨シーズンは復活の兆しが見えた。有望な若手選手が揃うチームと”マエストロ”、ジャンパオロの戦術が融合したとき、その真価が見えてくるだろう。

新生ミランの開幕戦の放送予定は以下の記事からチェックできる。試合を見逃すことの無いようチェックしておこう。
【セリエA 2019-20開幕】ミラン戦の放送予定や試合日程、注目選手まとめ

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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