「アシストじゃダメだなって。ゴールで(福島に)朗報を届けたかった」
東日本大震災の発生から、あす11日で丸7年がたとうとしている。JFAアカデミー福島所属時に被災した清水エスパルスのMF金子翔太は、自らのゴールという朗報を福島の地へ届けられることを、心の底から喜んでいる。
「(3.11のことは)試合中も考えてたし、ゴール取ったときも『あした3月11日だな』っていうのが頭をよぎって。普段はゴール取ったら興奮するんですけど、『これがニュースになって朗報を届けられたらな』ってすぐ思った」
1-1で迎えた48分だった。左サイドを持ち上がったDF松原后が、相手の股を抜いたグラウンダーのクロスを供給。斜めに走り込んだ金子がこれにダイレクトで合わせ、決勝点となる逆転ゴールを挙げた。
「去年はFWだったんで『早く(点を)取らなきゃ』って気持ちだったんですけど、今年はMFでその意識が薄れて、逆に伸び伸びやれてる」
試合は3-1で清水が勝ち、これで公式戦3連勝。今季まだ黒星はなく、チームのムードは良好だ。金子は「失点しても、やれば点取れるなっていう雰囲気がある。これを続けなきゃいけないですね。結果が出ない時も絶対来るんで」と気を引き締めていた。
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