レアル・マドリーからの退団を示唆したFWクリスティアーノ・ロナウドは、発言について弁明している。スペイン『マルカ』が伝えた。
26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、リヴァプールに3-1と勝利を収めたレアル。相手の好きを抜け目なく突き、前人未到の三連覇を成し遂げた。
しかし、この試合後のエースのコメントが物議をかもしている。フル出場を果たした後、C・ロナウドは「マドリーにいられたことは素晴らしかった。これから数日の間に、いつもそばにいてくれたファンに一つの返答をしたい」と語り、クラブからの退団を示唆するような発言を残している。
ピッチ上で衝撃的なコメントを残したC・ロナウドは、ミックスゾーンでその発言について弁明している。
「ちょっと気を緩める上で、完璧なタイミングではなかった。今、僕たちは最高の気分にいるわけだから。僕たちは途方もないことを成し遂げた。唯一無二の瞬間だ」
「話してしまったが、そうすべきではなかった。だけど、何かが起こるということなんだ。適切なタイミングではなかったけど、僕は誠実であろうとした。1週間以内に言葉を口にすることになる。というのも、ファンはいつも僕を支えてくれたし、自分の心の中に存在しているからだ」
「適切なタイミングではなかったが、僕は誠実だった。あまり話す方ではないが、話すときには話すようにしている……何かを言わなければいけないことがあればね。適切なタイミングではなかったが、ただ僕は後悔していない」
また、レアル・マドリーとの間に問題があるのかを問われると、こう返答している。
「以前から存在していることだ。でも金の問題ではない。僕はチャンピオンズを5回、バロンドールを5回勝ち取った……。これまでもクラブの歴史に刻まれる存在だったが、今それがもっと深くなったわけだ。不快感はないし、クラブにもたらしていることには自覚がある」
「とにかく、チャンピオンたちであるチームメートたちとのこの唯一無二の瞬間を、失いたくはない」
また、フロレンティーノ・ペレス会長との関係不和を問われると「彼に伝えることはない」と返答。そして、来季もレアル・マドリーに残るのかを改めて質問されると、次のような言葉を述べている。
「確証は何も与えられない。何も隠すことはないし、数日中に話をする……人生は栄光だけではないということだよ。フロレンティーノ? 話をするし、挨拶もする。ちゃんとしたプロフェッショナルとしてね。何もないところで嵐が生み出されている」




