イギリス『スカイスポーツ』で解説者を務める元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネヴィル氏と元リヴァプールのジェイミー・キャラガー氏が、2010年代のプレミアリーグベスト11を作成した。
2000年代を中心にプレミアリーグを舞台に活躍したネヴィル氏とキャラガー氏。強豪2クラブのレジェンドでもある両氏はお互いの選定について白熱した議論を展開する場面があったものの、GKやディフェンスラインはまったく同じ選手を選び、中盤、前線でそれぞれ1選手ずつが異なるなど非常によく似たベスト11を選定している。
両者ともに4-3-3のシステムを採用し、GKにはマンチェスター・Uのダビド・デ・ヘア、DFは右から元マンチェスター・シティのパブロ・サバレタとヴァンサン・コンパニ、リヴァプールのビルヒル・ファン・ダイク、チェルシーのセサル・アスピリクエタをチョイス。
中盤では、両者がマンチェスター・Cのダビド・シルバとヤヤ・トゥーレを選択。残りの1選手に関しては、キャラガー氏が「ワールドカップ王者で、世界のベスト11にも匹敵する」と称賛する元レスター・シティでチェルシーのヌゴロ・カンテをピックアップした一方、キャラガー氏は元チェルシーのエデン・アザールの名前を挙げる。これについて元リヴァプールDFは「アザールを中盤で起用する彼（ネヴィル氏）がバレンシアでどうして失敗したかみんなが不思議がっているよ」とジョークを飛ばす場面も見られた。
さらに、前線については、キャラガー氏がギャレス・ベイルを絶賛。「10年間にわたって活躍したわけではないが、PFA年間最優秀選手を2度受賞し、若手最優秀選手にも輝いた。3年間で2回は信じられない。彼は当時のプレミアリーグのベストプレーヤーだった」と現在レアル・マドリーで燻る元トッテナムFWを選んだ理由を説いた。
ネヴィル氏は前線について「（セルヒオ）アグエロが大好きだ」と古巣のライバルFWを称賛。その一方で、「しかし、2トップを選べと言われれば（ハリー）ケインと（ルイス）スアレスだ。スアレスは怪物だった」とコメントしている。
■ネヴィル氏が選ぶ2010年代プレミアリーグベスト11
GK
ダビド・デ・ヘア
DF
パブロ・サバレタ、ヴァンサン・コンパニ、ビルヒル・ファン・ダイク、セサル・アスピリクエタ
MF
エデン・アザール、ヤヤ・トゥーレ、ダビド・シルバ
FW
ハリー・ケイン、セルヒオ・アグエロ、ルイス・スアレス
■キャラガー氏が選ぶ2010年代プレミアリーグベスト11
GK
ダビド・デ・ヘア
DF
パブロ・サバレタ、ヴァンサン・コンパニ、ビルヒル・ファン・ダイク、セサル・アスピリクエタ
MF
ヌゴロ・カンテ、ヤヤ・トゥーレ、ダビド・シルバ
FW
ギャレス・ベイル、セルヒオ・アグエロ、エデン・アザール
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
