25日のリーガエスパニョーラ第12節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマラガ戦に3−2で勝利した。マラガに二度にわたって追いつかれたレアル・マドリーだが、ジネディーヌ・ジダン監督はボールロストを繰り返したことで、苦戦を強いられたとの見解を示している。
試合後、記者会見に出席したジダン監督は、次のように語っている。
「良い形で試合に入り、早い段階でゴールを奪った。しかし、そこからボールを失うようになり、すべてが変わってしまった。後半はとても難しかったね。私たちは結果に満足している。考えるべきは結果なんだ。望んだようにいかないことだってあったが……」
「ここを訪れるライバルは懸命なプレーを見せるし、だから私たちは高いレベルになければ……。だが、すべてが悪かったと言う必要だってないんだよ。ボールロストの多発は、普通のことではないのだから」
レアル・マドリーが今季、ベルナベウで快適にプレーできていないとの見解には、次のように返している。
「私たちはここでプレーすることを好んでいる。ホームでも良い試合を演じてきたし、今日だって立ち上がりは良かった。しかし、その後に普通ではないことが起こってしまったんだよ。とにかく、勝ち点3を獲得したことを考えるべきだし、明日のバレンシア対バルセロナの結果がどうなるかに注目したい」
ジダン監督はまた、FWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマが1得点ずつを決めたこともポジティブな材料としている。
「クリスティアーノはもっと点を決めるチャンスがあったが、しかし好セーブを連発した相手GKの存在も考慮しなくてはならない。カリム、クリスティアーノが得点を決めたわけだし、ポジティブに考えるべきだ。私たちは勝ち点3を獲得したんだよ」
「これから、より良いプレーを見せられると確信している。私たちは5、6、7試合と、立て続けに良い試合を演じていきたいと思っている」
フランス人指揮官は一方で、冬の移籍市場で選手を獲得する可能性があるのか問われ、こう返した。
「冬に放出がないのは確実だ。加入について話せば、どんなことでも起こり得るだろう。どうなるか見てみよう。現時点では、放出、加入のどちらについても話をしていない」




