マンチェスター・ユナイテッドで苦しむFWマーカス・ラッシュフォードに対し、ティエリ・アンリ氏がアドバイスを送っている。
2015年の鮮烈なデビュー以来、マンチェスター・Uでコンスタントな出場機会を手にしていたラッシュフォード。しかし、今季はここまで苦戦を強いられ、プレミアリーグ出場25試合の内、スタメンは13試合。4ゴールにとどまっている。
また、冬の移籍市場でFWアレクシス・サンチェスが加入。約2カ月近く先発から遠ざかるなど、厳しい状況になっている。
苦境に立たされている20歳のイングランド代表FWについて、アーセナルやバルセロナで活躍したアンリ氏は『スカイスポーツ』で、移籍をアドバイスしている。
「ラッシュフォードは移籍について真剣に考えなければならないよ。プレーヤーにとって一番大事なことは、試合に出ることなんだ。今のようにベンチに座って試合を眺めているだけでは、何も得ることはできない」
元フランス代表FWは、ラッシュフォードのチーム愛に理解を示しながらも、出場機会の確保が最優先だと主張した。
「移籍というのは非常に大きな決断だし、ラッシュフォードのユナイテッドのためにプレーしたいという気持ちも理解できる。しかし、サンチェスがやってきてから状況は難しくなる一方だよ」
ラッシュフォードは、ユナイテッドでここまで108試合に出場し29ゴールを挙げている。契約は2020年までとなっているが、20歳の下部組織出身FWが移籍を決断することはあるのだろうか。


