28日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選・タイ代表戦に向け、トレーニングを行っている日本代表。26日の練習後、DF長友佑都(インテル/イタリア)が記者団の取材に応じた。
長友は「タイは今最下位ですけど、オーストラリア、サウジアラビア相手にチャンスを作っていた。カウンターも持ってますし前線にいい選手もいるんで、その対策はしてます」とトレーニングのテーマを説明。離脱者が続出している現状については「残念ではありますけど、出た選手が活躍してますし、チームにとっては競争という意味でいい状況じゃないかと思ってます」と前向きに答えた。
久保裕也(ヘント/ベルギー)ら若手の活躍には「刺激をもらう」という長友。「僕らベテランにとっては競争が激しくなるってことはありますけど、嬉しいことでもある。久保とかを見ていて、同じ年代のときの自分を思い出す。ギラギラした感じが好きです」と目を細める。「絶対にあの時の気持ちを忘れたらいけない。ただその上で、何も見ずにガンガン行くんではなくて、チームのバランスを見て勝つために貢献するのが僕らベテランの役目」だと話した。
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代表の置かれている状況については「僕らはこれまで逆境だらけですから、もう慣れている。それも楽しめるっていうメンタルになってきてると思います」と力強く語り、「皆さん得失点差とか大量得点とか僕らをあおるんですけど、それにはあまり乗らないようにしています。まずは勝ち点3を取ることが大事」と気を引き締めた。
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