Jリーグは9日、浦和レッズDF森脇良太に対して2試合の出場停止処分を科すことを発表した。14日の明治安田生命J1リーグ第11節のアルビレックス新潟戦と20日の第12節清水エスパルス戦が対象試合となる。
森脇は4日に行われたJ1第10節の鹿島アントラーズ戦に先発出場。試合終盤の78分に選手同士の小競り合いが発生した際に、森脇が鹿島MFレオ・シルバに対して「臭い」等の不適切な発言を行った疑いがあると報じられていた。鹿島の主将MF小笠原満男がこれについて言及したが、森脇本人はレオ・シルバに向けた発言ではないと反論。7日にはJリーグによる事情聴取が行われていた。
Jリーグは審議の結果「規律委員会にてマッチコミッショナーおよび審判員からの報告書、試合映像を基に検証の上、同選手に対してヒアリングを行うなど、事実関係の確認を行い、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手の行為は、『他の競技者、その他の競技に立ち会っている人々に対する侮辱』に相当すると判断」し、上記の処分を決定した。
