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「自分だけの問題ではない」SNSで横浜FMのマルティノスへ差別行為…クラブは警察へ被害届を提出

横浜F・マリノスは25日、MFマルティノスへSNSで差別的行為に対して、警察に被害届を提出することを発表した。

マルティノスは24日に、自身のTwitterで人種差別を受けていることを告白。「このような差別的な発言は絶対許せないし、非常に残念だと思っています」と悲痛な思いを綴っていた。

そのツイートとともに添付された画像には、差別的発言を行ったユーザーアカウントのスクリーンショットが。マルティノスがバナナを食べる写真と差別的な発言が綴られていた。

クラブは、差別的行為をした人物の特定には至っていないとしながらも、警察へ被害届を提出し、顧問弁護士とともに対処していくと声明を出している。

その上で、マルティノスはクラブを通じて改めてコメントを発表している。

「このことを初めて知った時は、冗談だと思い、無視しようと思いました。しかし、冷静に考えた時、この問題は自分だけの問題ではなく、子供たちや、多くの人に関わる重要な問題だと思いました。このような悲しいことを、自分だけで終わらせる為にも、敢えて声をあげることにしました。僕は日本、マリノス、そしてサポーターが大好きです。その日本でこのようなことが起きたことは大変悲しいことですし、マリノスのサポーターの行為ではないことを心より願っています。クラブと協力して大好きな日本から差別的行為を無くしていきたいと強く思っています」

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