2017-11-08-japan-inui takashi(C)Getty Images

“背番号10”を託された乾貴士…「つけたくない」と話すそのワケは?

日本代表は7日、ブラジル代表との試合が行われるリール(フランス)で練習を行った。練習後、FW乾貴士が、今回背負うことになった「10番」について語った。日本代表は10日にブラジル代表と、14日にベルギーのブルージュでベルギー代表と国際親善試合を戦う。

ブラジル戦から、日本代表は先日発表された新たなユニフォームを着用する。その着心地は「普通」だと答えた乾は、今回選出外となった香川真司の代わりに、「背番号10」を任されている。

それについて聞かれた乾は、「別に何も気にはしないです。自分のものではないので、真司が今までつけてきて、真司のものだと思ってる。今回はしっかりその責任を背負いながら、真司の思いも背負いながらやりたいと思います」と答え、香川の思いを背負いながら戦いたいと答えた。

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そして、「10番をつけると出られないジンクスもある」とし、「つけたくないと言ったんですけどね」と苦笑気味に答えた。

ブラジル戦については、「ホントに守備の時間帯が増えると思います。ただ、自分たちがボール持てる時間帯もあると思うので、その時間帯で、どれだけ自分たちが仕掛けていけるか、崩せるかというところですね。そして守備の時に、どれだけ積極的に奪いに行けるかが、すごい大事になってくる。チャレンジできる試合なので、しっかりやっていきたい」と意気込んだ。

そして「オーストラリア戦みたいに前からはめられれば、すごいチャンスが作れると思いますし、そういう戦い方ができれば、日本のレベルはもっと上がってくるんじゃないかな」と、アジア最終予選の豪州戦をベースにした戦いをしたいと話した。

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