Pique Lopetegui

罵声を浴びせられたピケだが…ロペテギ監督は心配せず「熱意を感じられた」

スペイン代表のフレン・ロペテギ監督は、カタルーニャ独立問題に揺れるバルセロナDFジェラール・ピケが模範的な態度を取っていると語った。

カタルーニャ州は1日、同州のスペインからの分離独立の是非を問う住民投票を実施。対して、憲法裁判所により住民投票の執行停止命令を得たスペイン中央政府は、投票を阻止すべく治安警察、国家警察を動員し、投票所を占拠するなどの行動に出た。最終的には700人以上が負傷する事態となっている。

カタルーニャ州出身のピケは「僕はカタランであり、心の底からカタランだと思っている」と、住民投票の権利を訴えていた。しかしこれをよく思わない一部のスペイン人は、代表トレーニングに合流したピケに「くそったれ」と罵声を浴びせかけている。

代表91キャップを数えるピケだが、この分離独立問題に口を開いたことにより、スペイン代表に集中するのが難しい状況となっている。しかしロペテギ監督は『COPE』に対し、カタルーニャ独立問題についてコメントを控えつつ、ピケは批判に影響されていないと語った。

「私はコメントを控えるよ。ジェラールの態度は並外れたものだ。彼がどうしていたか知りたいと思うし、熱意とモチベーションを感じることができた。もしそれが彼になかったら、我々のところにはいないだろう」

現在ロシア・ワールドカップ欧州予選グループGで、イタリアに3ポイント差をつけ首位を走るスペイン。6日のアルバニア戦か、9日のイスラエル戦に勝利すれば、自力での本大会出場を決めることができる。

しかし51歳の指揮官は、まだロシア行きは決まっていないと気を引き締めつつ、ファンにサポートを求めている。

「まだW杯出場は決まっていないので、ファンのサポートが必要だ。ドアを閉鎖して練習したのは失敗だったかもね」

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