「練習場では世界最高になれる可能性があるが…」ニューカッスル指揮官が武藤嘉紀らに奮起を促す

ニューカッスル・ユナイテッドのスティーヴ・ブルース監督は、ここまで限定的な出場機会しか得られていない武藤嘉紀らに奮起を促した。

プレシーズンからゴールを奪い、カラバオカップでも得点を挙げるなど良い形でシーズン序盤を迎えた武藤だが、0-5で敗れた9月末のレスター・シティ戦を最後に8試合連続でピッチに立てておらず、ベンチ入りもそのうち1回のみと苦しい状況が続く。

現状を受け、出場機会を熱望するともされる武藤が来年1月の移籍市場でニューカッスルから退団する報道も流れ始めている。そんななか、5日のシェフィールド・ユナイテッド戦を前にブルース監督は来月に迫るシーズン途中の移籍市場に向けて言及し、まだ十分に存在感を発揮できていない選手たちへ言葉を送った。

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「もし我々をさらに良くする何かがあれば可能性はあるが、正直言ってどこも選手を売ろうとはしない1月のことなど考えていない。既存の戦力よりもマシな選手がいなければ、（移籍市場を利用する）意味なんてあるのか？」

「私は現状のチームに満足している。しかし、何人かの選手たちのことがまだわからない。ドワイト・ゲイル、ムトウもまだ私のためにプレーしているところを本当に見ていない。（フロリアン）ルジューヌもそうだ。まだプレーを見たことのない選手が数名いる」

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「トレーニンググラウンドではオーケーだ。彼らはトレーニンググラウンドで世界最高の選手になれる可能性だってある。週末に5万人の前でプレーするのとはわけが違う。彼らのプレーを見るまで、私は他の選手に頼ることはできない」