2017-11-24-makoto-hasebe(C)Getty Images

絶対的ではなくなった長谷部誠、今後は背番号6の“ジョーカー”に?

フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠の出場機会が、今後限定的になってくる可能性があると、ドイツ紙『キッカー』が報じた。

長谷部は昨シーズンまでニコ・コバチ監督率いるチームにおいて絶対的な存在であった。しかし3月のバイエルン・ミュンヘン戦でポストに膝を打ち付けて以降、負傷に悩まされている。今シーズンも基本的にはレギュラーでプレーしているものの、昨季ほど絶対的な存在ではなくなった。

3バックの中央で「リベロ」という新たな役割を確立した長谷部だったが、今季コバチ監督はダビド・アブラハムを起用している。これはアブラハムのスピードによるカバーリングを期待しており、一方で長谷部の戦術眼やボール技術は中盤で発揮させるべきと評価しているためだ。

そのため、長谷部は今後背番号6(ボランチ)の“ジョーカー”として起用される可能性がある。実際、18日に行われたホッフェンハイム戦でもジョーカーとして起用された。今夏に加わったケビン・プリンス・ボアテングが本領を発揮し始め、オマル・マスカレルやマルコ・ファビアンが新年には復帰し、中盤のポジション争いは激化。長谷部は新たな役割を任せられることになるかもしれない。

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