イタリア代表のGKジャンルイジ・ブッフォンが4日、記者会見に出席し、自身に対する批判に反論した。
5日、ロシア・ワールドカップ欧州予選第8節が行われるが、グループGで2位のイタリアは4位のイスラエルと対戦する。前節のスペイン戦では、MFイスコにドッピエッタ(1試合2得点)を許すなど3失点を喫し、0-3で完敗した。39歳の守護神が衰えたのではとの指摘が相次いだが、指揮官のジャンピエロ・ヴェントゥーラとともに記者会見の場に現れたブッフォンは自身への批判を一蹴した。
「ただの意見が真実であるかのように語られることがある。7年前から1度ミスを犯すたびに“終わった選手”だと言われてきた。だが1週間前、チャンピオンズリーグの最優秀GKとして僕は表彰されたばかりだよ」
ブッフォンは続いて、『RAI』のインタビューにおいても持論を展開し、戦犯探しに苦言を呈している。
「特に代表では重要な試合で結果がでないと “魔女狩り”が行われる。それがあまりに行き過ぎる場合もあるが、経験のある者ならいつものことだと分かっている。0-3で負けた後、批判されるのは予想していた。事実関係は分かっていたわけだし、僕らはピッチで答えを出すだけだ」
またイタリア代表およびユヴェントスで同僚のDFアンドレア・バルザーリもブッフォンのパフォーマンスを高く評価しており、批判に首を傾げている。
「笑えるよ。1週間前、チャンピオンズリーグの最優秀GKに選ばれたし、大きなミスもなかったと思う。また彼の実力を証明するチャンスになる」
