天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会の準決勝が21日に行われ、決勝進出チームが決定した。
準決勝ではヴィッセル神戸と清水エスパルス、鹿島アントラーズとV・ファーレン長崎が対戦。勝利した神戸と鹿島が2020年元日に行われる決勝に勝ち進んだ。
清水をホームに迎えた神戸は、13分にアンドレス・イニエスタが技ありシュートを決めて先制すると、33分にも田中順也が追加点を獲得。直後に1点を返されたが、後半に古橋亨梧がPA内に切り込んでフィニッシュ。3ゴールを奪った神戸が清水を下して初のファイナル進出が決まった。
もう1試合の鹿島vs長崎も前半からスコアが動く。鹿島は4分にミドルシュートのこぼれ球にセルジーニョが詰めて先制点を獲得。23分にはセットプレーから相手のオウンゴールを誘発する。ゲームを支配する鹿島だったが、37分に一瞬の隙を突かれ、長崎に1点を返されてしまう。鹿島は後半に入り、セットプレーからブエノが3点目を奪うも、呉屋大翔投入で盛り返した長崎が再び1点差に迫るも、最後までリードを守り切ってタイムアップ。鹿島が第96回大会で優勝して以来3季ぶりのファイナルに進出した。
この結果、決勝進出チームが決定。ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが2020年元日に新国立競技場で対戦する。
■準決勝 試合結果
ヴィッセル神戸 3-1 清水エスパルス（ノエスタ）
鹿島アントラーズ 3-2 V・ファーレン長崎（カシマ）
■決勝 対戦カード
2020年1月1日（水・祝）
ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ（国立）
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