高校サッカー選手権大会

【第97回】全国高校サッカー選手権 大阪|出場チーム、注目選手まとめ

大阪府代表チーム:大阪学院(私立/初出場)

大阪学院大学高等学校は、過去インターハイに1回出場しているものの、冬の選手権は今回が初出場となる。プロ野球の江夏豊投手の出身高校として知られているが、サッカーでは、京都サンガF.C.のDF石櫃洋祐がOBとなっている。

1回戦は県立柏の葉公園総合競技場で、明秀日立(茨城県代表)と対戦。12月31日12時05分にキックオフを迎える。

大阪府大会の勝ち上がり

大阪府大会は1回戦から参加する場合、9試合を勝ち抜く必要がある。大阪学院は4回戦から参加。東百舌鳥を5-0、三島を8-0、大阪産大附を4-0、関大北陽を2-0、履正社を2-0と、無失点で決勝まで勝ち抜く。

決勝の対戦相手は、大会5回出場、第95回大会でベスト4に輝いた東海大仰星。試合は延長戦を終えても0-0となる。PK方式の結果、4-2で大阪学院が勝利。固い守備で初出場を決めた。

大阪学院の注目選手

GK梅田陸空(3年)

強豪そろう大阪大会を無失点で抑えた。ハイボールに対する処理やディフェンスライン裏の処理など、その守備範囲は広い。

MF山田力也(3年)

豊富な運動量が特徴のディフェンシブハーフ。危機察知能力が高く、ディフェンスラインと協力して失点を抑える。

高校サッカー選手権:大阪府代表 過去3年の成績

第94回(2015年度)

阪南大高が初出場。駒澤大高と開幕戦で対戦するも、1-2で敗れた。対戦相手の駒澤大高は、この大会でベスト8と躍進を見せた。

第95回(2016年度)

東海大仰星が4大会ぶり、5回目の出場を果たす。1回戦は藤枝明誠(静岡県代表)と対戦。先制した後に追いつかれるも、すぐさま勝ち越し。2-1で勝利を収めた。2回戦は80分にゴールが決まり、1-0で鹿島学園(茨城県代表)を下す。3回戦は、富山第一(富山県代表)に2-0で勝利。準々決勝では、優勝候補だった東福岡(福岡県代表)に1-0で勝利を収める。

準決勝は、青森山田(青森県代表)と対戦。現レノファ山口FCのMF髙橋壱晟に決勝点を挙げられ、1-2で敗れた。青森山田は、この大会で初優勝を成し遂げている。

第96回(2016年度)

大阪桐蔭が9大会ぶり2回目の出場。初戦となった2回戦は、6-0で羽黒(山形県代表)に勝利を収める。3回戦は明秀日立(茨城県代表)と対戦。先制するも追いつかれて1-1で試合終了。PK方式の結果、3-5で敗退となった。

大阪府代表の大阪学院が、第97回全国高校サッカー選手権の1回戦で対戦する相手は、前回大会で大阪府代表・大阪桐蔭を破った明秀日立となっている。大阪学院は選手権初出場だが、因縁のある対戦相手となった。第52回(1973年度)の北陽を最後に、優勝から遠ざかっている大阪府代表。首都圏開催となってから初の制覇となるか。

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