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移籍後初ゴールのFW萬代宏樹、長野を「断トツで1位を目指せるチーム」へ導く

明治安田生命J3リーグ第22節が9月10日に行われ、長野UスタジアムではAC長野パルセイロとSC相模原が対戦した。試合は1-0で長野の勝利。試合後、長野のFW萬代宏樹が移籍後初ゴールを振り返った。

長野の先制ゴールは後半開始早々の47分だった。DF松原優吉が左サイドから絶妙なクロスを上げると、中央で萬代が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。萬代は「両サイドの、クロスを上げるような選手には自分の入りたいタイミングとか、跳びたいタイミングを伝えてあって。特にまめ(松原)には、ニアでああいうボールを上げてほしいとうっすら伝えてあった。俺がボールに合わせることなく、跳んだところにボールが来たという感じだった。本当にボールが良かったです」と松原のクロスを絶賛。チームメイトとの関係性も良好であるとアピールした。

7月に水戸ホーリーホックから期限付き移籍で長野へやってきたばかりの萬代にとって、これが移籍後初ゴールとなった。「4試合ずっと信頼して使ってもらってて、なかなかゴールが生まれない中、今日1ゴール取れたことは自分にとっても大きいです。何よりこのホームスタジアムでサポーターの方の前で取れたので、ただの1ゴールではなく、プラスアルファがあるかなと思います」と素直に喜びを表した。

「得失点差というのも昇格には大事だと思うので、もっと点を取れるチームになれれば。守備は今日見てもらった通り堅いし、守り切れるチームなので。1点取れば勝てるチームというのは、FWにとってすごくありがたいです。それに甘えることなく、2点、3点取れるチームに長野がなれば、断トツで1位を目指せる。そういうチームになれるように引っ張っていきたいと思います」と決意を述べる。

長野はこの勝利で順位を5位に上げた。昇格圏内を目指すためには、負けられない戦いが続く。「2位以内と言わず、優勝を目指さなきゃいけないチームだし、絶対にJ2に上がらなきゃいけないチームだと自分は思っている。1位とはちょっと離れているかもしれないですけど、まだまだ自分たちが勝ち続ければ何が起こるか分からない。次も勝ってどんどん上に追いつけるように、頑張りたいです」と力強く語った。

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