2020_01_03_Kobe1(C)Kenichi Arai

「神戸は尋常ではない」。韓国紙がスター選手揃う神戸を称賛「ACLのダークホースになる」

2020年元日に行われた天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会を制し、2020シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得したヴィッセル神戸。韓国メディアは、ACLに初出場する神戸が「最大のダークホース」になると見ているようだ。

新シーズンのACLに初参戦する神戸は、昨季清水エスパルスで14ゴールを挙げたFWドウグラスを完全移籍で獲得。さらに、イギリスの複数メディアによると、マンチェスター・シティに所属する元スペイン代表MFダビド・シルバが神戸に加入する可能性についても報じており、依然としてビッグネーム加入の噂が尽きない。

神戸は2017年にガラタサライより元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキを獲得したのをきっかけに、翌年には元スペイン代表のアンドレス・イニエスタを獲得。元バルセロナのセルジ・サンペール、スペイン代表歴代最多得点記録を誇るダビド・ビジャ、現役ベルギー代表のトーマス・フェルマーレンも続いた。

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韓国紙『スポーツソウル』は、躍進を遂げた神戸をについて「過去3年の試行錯誤を経て最終的にしっかりとしたチームに生まれ変わった」と称賛。「もちろん過渡期も経た」と、神戸が苦しい時期を過ごしたことにも触れている。

 「昨年序盤にはフアン・マヌエル・リージョ監督が更迭され、バトンを受け継いだ吉田隆行監督も2カ月後に退いた。その後、引き継いだトルステン・フィンク監督により、イニエスタらスターにチームを調和させる役割を与え、神戸は次第に結束力を高めていった」

スター選手を獲得するやり方は、かつて爆買いにより、多くのスター選手が天文学的数字で中国へ渡ったことと比較されがちだが、「中国のほとんどのチームは、外国人ストライカーに依存しているだけだった」と一刀両断。中国は「単調な戦術で頭角すら現せなかった」ことに加え、「中国の地を踏んだ選手たちは、スーパーリーグに大きな魅力を感じず、すぐにチームを去っていった」と、日本との違いを明確であるとした。

また、戦術だけでなく「選手の管理システムなど、先進リーグと評価されるJリーグのほうが外国人選手の好感度は高い」とし、「イニエスタやポドルスキも、スペインやドイツのメディアを介してJリーグのレベルを賞賛している」ことも付け加えた。

同紙は、元鹿島のチョン・スンヒョン(現・蔚山)が「確かに神戸はイニエスタを中心に非常にレベルが高くなった。今年Kリーグのチームが相手にするときは、簡単な試合にはならない」というコメントを引用しながら、「神戸のここまでの歩みが尋常ではない」とし、今季のACLにおける「最大のダークホースになる」と伝えている。

ACL初出場となる神戸はG組に所属。グループステージでは水原三星(韓国)、広州恒大(中国)、ジョホールダルル・タクジム(マレーシア)と対戦する。 

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