ジュビロ磐田は3日、FW岩元颯オリビエが昨季限りで現役を引退することを発表した。
1996年生まれ、21歳の岩元は、京都サンガF.C.ユース出身。2015年に鹿児島城西高校から磐田に加入したが、出場機会はなく主にJリーグ・アンダー22選抜の一員としてプレーした。2016年9月からはJFLのヴァンラーレ八戸へ期限付き移籍し、翌年からはガイナーレ鳥取へ期限付き移籍。昨季はJ3で24試合に出場し、4ゴールを記録していた。
現役引退にあたり岩元は、磐田へ感謝の気持ちを述べている。
「今回16年間続けてきたサッカーを引退することになりました。ジュビロは僕にとって、ずっと憧れでした。小学生の時、鴨池のゴール裏でサポーターの方と応援して以来常に大好きなチームでした。見ていた選手が今ではスタッフとなり、大好きなクラブで大好きな選手とサッカーが出来る夢のような時間でした。サックスブルーのユニフォームを着てヤマハスタジアムに立ちゴールを決め名波さんのところにみんなで喜びにいきたかった」
「入団して以来なかなか結果を出せずチームに貢献出来ませんでしたが、それでも気にかけてくれ応援してくれた方々には本当に感謝しています。サッカーから学んだたくさんのことと、みなさんから貰った愛と力をまた次の人生でも生かしていきたいと思います。これからはいちジュビロファンとして、ジュビロ磐田をずっと応援していくとともにジュビロに関わる全ての方に幸せが訪れることを願っています。本当にありがとうございました」
