2017-07-30-iwata-nanami hiroshi(C)Getty Images for DAZN

磐田・名波監督、5発快勝も「鹿島なら絶対にしない展開」…選手たちに反省を求める

明治安田生命J1リーグ第19節が29日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとジュビロ磐田が対戦。磐田が5-2で勝利を収めた。試合後、磐田の名波浩監督が試合を総括した。

「決して『90分通して我々のゲームだった』と言えるような内容ではなかった。前半、(中村)俊輔が17回、川辺(駿)が16回と、2人合わせて33回しかボールに触ってない。やっぱり守備に重たくなるだろうなと、戦前の予想通りのゲーム展開だったと思います」と、試合を振り返る名波監督。

そうした中で「連動性、流動性を持たれながら、パス回しをされるので、特に相手の両ボランチが持った時、中央を締めること」を徹底したと話す。加えて「これはあまり大きな声では言えないので、ちょっと控えさせてもらいますが」と前置きしつつ、中断期間に行ったキャンプから川崎Fへの対策をしてきたと明かした。

55分に川辺がゴールを決め、3-1となる。名波監督は「3点目が入ってちょっと楽になったのと、最終ラインの背後がだいぶスピードとパワーがなくなったため、4点目、5点目といい感じで入った。そこからゲーム展開的には楽になりました」と話す。しかし、82分に失点。「5-1から5-2になるまでの時間帯は、ふわふわしていた。(鹿島)アントラーズだったら、絶対しないような展開だった」と、選手たちに強い口調で伝えたと明かした。

総括の最後、名波監督は「公式戦Jリーグでは6連勝、天皇杯を含めたら8連勝ということで、2カ月以上負けてない。気分がいいですね」と、笑顔を見せた。

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