SC相模原は24日、安永聡太郎監督が今シーズン限りで退任すると発表した。本人からの申し出をクラブ側が了承したとしている。
安永監督は山口県出身の41歳。選手としては1995年に横浜マリノス（現横浜F・マリノス）へ加入しプロデビュー。以後、UEリェイダ（スペイン）、清水エスパルス、ラシン・フェロル（スペイン）、柏レイソルでプレーし、2005年に現役を引退。サッカー教室講師や解説者などを務めた後、2016年に相模原の監督に就任。今季は明治安田生命J3リーグ第32節終了時点で勝ち点38の11位となっている。
安永監督は相模原の公式サイトを通じ、「1年半に渡りご声援頂きありがとうございました。昨シーズン、今シーズンと皆様のご期待に添える結果にチームを導けなかった事を深くお詫び致します。大変申し訳ありませんでした」とコメント。
「全く現場経験のない私を信頼し起用して頂きました会長はじめチーム関係者、スポンサーの皆様には感謝しかありません」、「私の考える現戦力での各々が生きるシステムに必死に対応しようと日々のトレーニングに集中して取り組んでくれた選手にも感謝しかありません」と周囲への感謝を述べた安永監督。
「このような成績しか残せなかった私を最後まで温かく見守ってくださいましたファン、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。SC相模原のこれからの躍進を心より願っております」と締めくくっている。