レアル・マドリーのOBホルへ・バルダーノ氏が、アルベロア・アルベア監督が率いる現在のレアル・マドリーと、シャビ・アロンソ前監督が指揮していた頃のチームを比較した。
マドリー首脳陣はシャビ・アロンソ前監督を解任し、Bチームで圧倒的な成績を収めていたアルベロア監督にトップチームの手綱を握らせた。アルベロア監督率いるチームは、初戦の国王杯ベスト16こそ落としたものの、その後レバンテ戦(2-0)、モナコ戦(6-1)、ビジャレアル戦(2-0)と3連勝を飾っている。
現在のマドリーについて特筆すべきは、前線からの強度あるプレッシングが復活したことだ。今季の同チームはフィジカルコンディションが整っていないと度々指摘されていたが、ビジャレアル戦では完璧なコンディションにあるようにも見えた。マドリーに選手、監督、ゼネラルダイレクターとして在籍し、現在は解説・執筆業で名声を集めるバルダーノ氏は、スペイン『モビスタール・プルス』の番組でその理由について問われて、次のように返答している。
「レアル・マドリーがビジャレアル戦で見せた素晴らしいフィジカルコンディションは、たった1週間で身に付くものではない。そこに科学的根拠を見つけることなどできないさ」
「何が起こったのか? アルベロアは選手たちの自信的なところで見事な働きを見せている。ビジャレアル戦のモチベーションあふれるプレーは凄まじかった。選手たちは1分から90分まで、ずっと試合に入り込んでいた。それはシャビ・アロンソがいた頃には起こらなかったことだ」
「シャビがいた頃は、多くの指示を頭に入れてロッカールームからピッチへと出ていき、20分から25分間は監督の規律にしっかりと応じていた。しかしチームはその後に落ち込みを見せ、プレーの質が低下し、自壊していくことになった……。そうやって内容の乏しい試合を演じていったんだ」
「ビジャレアル戦は豊潤な試合だった。確かに彼らは世界最高のストライカー(FWキリアン・エンバペ)のゴールで再び勝利を収めたが、しかし世界最高のGK(ティボ・クルトワ)を勝利のために必要としなかった。今のレアル・マドリーは選手たちの自信という側面で、非常に良い働きを見せている」
「アルベロアが率いるチームの方が、選手たちが団結している? 選手たちはより快適にプレーできている。シャビ・アロンソとの間に何が起こったか私には分からない。が、何かが起こったのだろう。アルベロアはその起こったことに対して良い働きかけを見せ、うまく修正を施しているようだ」


