Sinisa Mihajlovic Verona-Bologna Serie AGetty

白血病のボローニャ指揮官、闘病生活を振り返る「開幕戦の私は“歩く死者”だった」

白血病を公表しているボローニャの指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチが、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、半年間の闘病生活を振り返った。

ミハイロヴィッチは、今夏のプレシーズン直前に白血病が発覚。これまでクラブのサポートを受け、入退院を繰り返しながらもビデオ通話などを駆使し、チームの指揮を執り続けてきた。現在、快方に向かいつつあるボローニャ指揮官は、この半年間を振り返った。

「今は太陽が顔を出し、光が見える。カルチョの世界にいるとたくさんの友人に恵まれるが、物事が上手く行かなくなるとその友人たちがいなくなってしまい、暗闇の中、たった一人でいる自分に気づく。だから家族は非常に重要だ。(妻の)アリアンナは唯一、私よりも勇気のある人間だ。誰もが同じようにつらいことと向き合うわけではないが、重要なのは降参しないことだと思う」

以下に続く

「今はトンネルの出口までたどり着き、太陽が見える。みんなからの愛情は私の支えになった。私は英雄になるつもりはなかったが、これが問題と向き合うときの私のやり方。逃げることは嫌いだし、生きていると実感できるので、仕事をやり続けた。ライブ中継される選手たちの練習の様子を病院で見るのが楽しみだった。それにより私は命を繋ぐことができたんだ」

またミハイロヴィッチは、8月25日のヴェローナとの開幕戦を回想。身長185センチと大柄なボローニャ指揮官は闘病生活により体重を落としていたが、150キロほど離れたヴェローナへ足を運び、ピッチサイドに立つという選手たちとの約束を果たした。「ヴェローナに行くことを選手と約束していたんだ。あのときは体重が72キロしかなかったから、私はまるで“歩く死者”のようだった。それでも約束だったわけだし、小さい目標を設定する必要があった」と振り返った。

▶セリエA観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ  ┃ 料金体系→こちらへ  ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説  ※
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

Goal-live-scores
広告