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白熱のJリーグ!2019シーズンの展望|優勝候補や得点王候補など

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■2018シーズンの優勝チーム:川崎フロンターレ

2018シーズンの前半戦を終えて、最も優勝に近いと思われていたのはサンフレッチェ広島だった。開幕から9試合負けなしでスタートダッシュに成功すると、J1第27節まで首位をキープする。しかし、分水嶺となったのはJ1第23節の川崎フロンターレ戦だった。試合前の時点で首位・広島と2位・川崎Fの勝ち点差は9だったが、この試合で川崎Fが逆転勝利。すると、広島は失速。一方、川崎Fは勝利を積み重ねる。川崎FはJ1第28節で首位に立つと、その後は広島との勝ち点差を広げ、2017シーズンに続く連覇を達成した。

2019-01-23-kawasaki.jpg©J.LEAGUE

■2018シーズンの得点王:ジョー

2018シーズンの得点王に輝いたのは、ブラジル代表として2016FIFAワールドカップ・ブラジルにも出場。鳴り物入りで名古屋グランパスへ加入したFWジョーだった。ジョーはJ1開幕戦のガンバ大阪戦でJリーグ初得点を記録。3-2での勝利に貢献した。ところがJ1第3節・湘南ベルマーレ戦で引き分けた後、8連敗を記録するなど、名古屋は低迷。15試合勝ちなしで最下位となる。しかし、名古屋は8月1日から9月1日に掛けて8連勝を達成。その原動力となったのがジョーだった。ジョーは8月に出場した5試合で2度のハットトリックを含む10得点を記録し、月間MVPを獲得。その後もゴールを重ね、24得点で得点王となった。

ジョー

■2019シーズンの優勝候補

川崎フロンターレ

Jリーグ2連覇を達成している川崎Fは、間違いなく2019シーズンも優勝候補だ。昨季リーグ戦32試合出場のエウシーニョほか、これまでの川崎Fを支えてきた武岡優斗、田坂祐介、森谷賢太郎が移籍するも、ブラジル国籍の3選手が加入。さらにセレッソ大阪から山村和也、サンフレッチェ広島から馬渡和彰と、優秀なタレントの獲得に成功した。もちろん、大黒柱のFW小林悠やベテラン・中村憲剛、新鋭の守田英正も健在。昨季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でつまずいたが、今季は国内とアジアの両方で戴冠することを目指す。

ヴィッセル神戸

昨季リーグ戦は10位。しかし、今季はシーズン開始から元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが所属し、名将フアン・マヌエル・リージョが指揮を執る。さらに、元スペイン代表FWダビド・ビジャ、日本代表MF山口蛍、さらに鹿島アントラーズのDF西大伍も加入。元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキも3シーズン目を迎え、さらなる活躍が期待できる。戦力だけで見れば、UEFAチャンピオンズリーグに出場してもおかしくないレベルだ。ほかの優勝候補がACLとの連戦を強いられる中、国内の試合に集中できることは、大きなアドバンテージと言える。

ヴィッセル神戸,アンドレス・イニエスタJ.LEAGUE

浦和レッズ

Jリーグ勢で唯一、ACLで2度優勝している強豪クラブ。昨季は監督の交代などもあり、一時は低迷したものの、リーグ戦を5位で終了。天皇杯では優勝を収めてACL出場権を獲得するなど、底力を感じさせた。MF宇賀神友弥、DF槙野智章、MF柏木陽介、FW興梠慎三といった実力者が在籍するほか、今季はDF山中亮輔、DF鈴木大輔、FW杉本健勇と日本代表クラスを獲得。オズワルド・オリヴェイラ監督の下、2006シーズン以来となるJリーグ優勝と、3度目のアジア制覇をもくろむ。

【最新】 浦和レッズテレビ©J.LEAGUE

■2019シーズンの得点王候補選手

昨季得点王の名古屋FWジョー(昨季24得点)は、当然今季も得点王の有力候補だ。身長192センチ、体重92キロと抜群のフィジカルを備えているが、その真骨頂はテクニックにある。足下のボールさばきはもちろん、的確なポジショニング、そして味方を上手に使うポストプレーなど、そのレベルは世界トップクラスだ。昨年8月に見せた爆発力を、シーズン当初から見せられれば、中山雅史が1998シーズンに達成した36得点を超えることも夢ではない。

また、20得点を記録した広島FWパトリック、16得点のガンバ大阪FWファン・ウィジョ、15得点の浦和FW興梠慎三と川崎Fの小林悠と、昨季の上位5人は全員、昨季所属のチームに残留。今季も二桁得点は固く、得点王争いに絡んでくるはずだ。

新顔では、神戸に加入した元スペイン代表FWダビド・ビジャの活躍が期待される。バレンシアやバルセロナ、そしてスペイン代表としてゴールを量産。175センチ、69キロと、特別フィジカルに恵まれているわけではないが、バルセロナとスペイン代表でともにプレーしたMFアンドレス・イニエスタのお膳立てがあれば、いかなる堅守も無効化できるはずだ。世界を制したバルサ、スペインのホットラインは、Jリーグファンの目をくぎ付けにするだろう。

コンビネーションという点では、清水エスパルスの日本代表FW北川航也と、ブラジル国籍のFWドウグラスも注目だ。徳島ヴォルティスや広島で活躍したドウグラスは昨季途中に清水へ加入すると、15試合で11得点を記録。一方北川は32試合で13得点を挙げているが、そのうち7得点はドウグラス加入後に生まれている。共存関係にある両者のコンビネーションが成熟すれば、破壊力はさらに高まるだろう。

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2018シーズンは終盤に強さを発揮した川崎フロンターレが、J1リーグ戦2連覇を達成。得点王には、圧巻のパフォーマンスを発揮した名古屋グランパスの元ブラジル代表FWジョーが輝いた。2019シーズンは川崎Fの3連覇達成となるか。それとも川崎Fにストップを掛けるチームが現れるのか。いまからワクワクが止まらない。

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