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痛恨のキャッチミス、広島GK中林洋次「気持ちの整理がつかないです」と落胆

21日に明治安田生命J1リーグ第30節が行われ、サンフレッチェ広島はホームで川崎フロンターレに0-3で敗れた。GK中林洋次が試合を振り返った。

中林はこの試合の40分、川崎Fの中村憲剛が蹴ったFKをキャッチミス。そのボールをエドゥアルドがつないで、最後は谷口彰悟が押し込み、川崎Fに先制点を献上した。自らのミスが先制ゴールを奪われる要因となったことに「不甲斐ないですし、なかなか気持ちの整理がつかないです」と落胆しきり。

「緩いボールだったので、余裕をもってキャッチしようとしたところで、スリッピ―で足元に落としてしまった」とキャッチミスのシーンを振り返った。「自分のなかで隙を見せたのはあの一瞬だけだと思うんで、いかにその一瞬が大事かということを今感じますね」と悔しさを滲ませた。

しかし、後半はスルーパスに抜け出したところをストップするなど好守を見せた。「もうあのミスの瞬間、失点した瞬間から切り替えてましたし、チームに迷惑かけてる分、取り返せる時間というのはピッチで表現することしかできないので、そこは心掛けたというより意識してやってました」と切り替えて後半に臨んでいたと話す。

前節、再び降格圏に転落した広島。残された試合はわずかに「4」。中林は「やってきたことをしっかりと変わらずにやり続けるだけだし、ふて腐れることなく自分に謙虚であり続けることがサッカー選手として僕がやってきたことなんで、それを変えるつもりはないです」と、自身の信念を曲げずに残り試合を戦う姿勢を見せていた。

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