ヴィッセル神戸は22日、GKオビ・パウエル・オビンナが横浜F・マリノスから完全移籍加入することを発表した。
埼玉県さいたま市出身のオビ・パウエル・オビンナは193cmの長身GK。2020年に横浜FMでプロキャリアをスタートさせると、栃木SCへの2度の期限付き移籍を経て経験を積んだが、これまで横浜FMでは定位置を奪取できていなかった。
現在26歳だが、世代別の日本代表では常連だった期待株は今季J1王者への加入に際し、クラブ公式サイトを通じて以下のように意気込んだ。
「ヴィッセル神戸という素晴らしいクラブでプレーする機会をいただけたこと、心より嬉しく思います。これまでヴィッセル神戸に尽力された方々の思いや、戦ってきた先輩、仲間たちの情熱を受け継ぎ、その一部となり頂点を目指し戦っていく覚悟です。ファン・サポーターの皆さまと共に、素晴らしい瞬間を分かち合い、困難な時は乗り越えられるように頑張りますので、どうか応援よろしくお願いいたします」
一方で横浜FMの公式サイトを通じては「今シーズンもたくさんの温かい応援、ありがとうございました」とコメントし、別れを告げた。
「今シーズンをもって横浜F・マリノスを離れることになりました。納得のいく形での貢献はできませんでしたが、マリノスファミリーの一員として、チームのために全力を尽くしたいという思いでこの4年間過ごしてまいりました。どんなときも支えてくれたファン・サポーターの皆さまには感謝しかありません。この先も厳しい環境であることは間違いありませんが、自分を応援し支えてくれた方々に恥じないように正面からぶつかり、結果を出して行く覚悟です。マリノスファミリーという家族のような存在とお別れするのは寂しいですが、チームを離れてもこんな自分を応援してくださる方々がいる限り、その想いを背負い、感謝を忘れずにこれからも自分を信じて誇り高く戦い続けます。本当にありがとうございました。May the Force be with you.フォースと共にあらんことを」
