日本代表MF堂安律を擁するフランクフルトは4日のブンデスリーガ第6節でバイエルンとのホームに臨み、0-3と完敗した。
この試合も堂安を右サイドで先発させ、ブンデス連勝を期したフランクフルトだが、開始数十秒でGKマヌエル・ノイアーのキックを繋がれた流れからルイス・ディアスのゴールが生まれ、バイエルンが先制。その後も王者の試合巧者ぶりが際立つ流れで進み、さらにハリー・ケインとルイス・ディアスのゴールでバイエルンの完勝で幕を閉じた。
今季開幕から公式戦9連勝中だったバイエルンの強さにしてやられた形のフランクフルトだが、堂安は14日に自身のハンドで幻弾となったものの、ジャン=マテオ・バホヤの得点を演出したほか、後半にノイアーを脅かすシュートシーンも。ドイツメディア『Frankfurter Rundschau』もこの試合のチームでまずまず選手の1人と評す。
「右サイドで機敏に動き、序盤に決定機を迎えたが、ノイアーに阻まれてしまった。1-1で追いついたかと思われた場面は不運にもボールが手に当たってしまった。こういうこともある」
チームはこれで先のチャンピオンズリーグ(CL)に続く黒星で連敗となってしまったが、堂安本人は新天地フランクフルトで開幕から公式戦9試合で4得点4アシストと悪くない状態で、レギュラーの座もがっちりと掴む。来たる日本代表としても活躍を期待したいところだ。



