ヨーロッパリーグ(EL)のアタランタ戦で人種差別チャントを受けたドルトムントFWミヒー・バチュアイが試合後に投稿したツイートが話題を呼んでいる。
セカンドレグをアウェーで戦ったドルトムントは、83分にマルセル・シュメルツァーの同点弾によりトータルスコア4-3でベスト16進出を決めた。
しかし、フル出場したバチュアイが、アタランタサポーターから猿の鳴き声を真似した人種差別的なチャントにさらされ、後味が悪い試合となってしまった。
そんななか、チャントを浴びせられたバチュアイが試合後にツイッターを更新して、アタランタサポーターに痛烈な仕返しを見舞っている。
「もう2018年なのに、まだ猿のチャントなんてするやつがいたの? まあいいよ、君たちは残りのヨーロッパリーグの試合をゆっくりテレビ観戦しててよ。あと、僕は猿じゃなくて黒豹だったね」
セリエAは2016年にナポリのカリドゥ・クリバリが人種差別チャントを受けて以降、サポーターの意識改革に力を入れている。しかし、今回のバチュアイへの中傷行為をみる限り、まだまだ根絶には至っていないようだ。


