■J1第8節 湘南 0-2 広島
湘南:なし
広島:パトリック(51分、80分)
明治安田生命J1リーグ第8節が15日に行われ、Shonan BMW スタジアム平塚で湘南ベルマーレとサンフレッチェ広島が対戦した。湘南はここ2戦、終了間際に明暗を分ける紙一重のゲームが続いており、少しのきっかけで浮上する可能性も感じさせている。しかし今節の相手は、公式戦無敗で首位を走る広島。難敵を相手に、どこまで自分たちのサッカーを表現できるかがカギとなる。
湘南はリーグ戦デビューとなるDF坂圭祐、今季リーグ戦初先発のMF齊藤未月をスタメン起用。前線にはFWアレン・ステバノヴィッチを入れた。古巣対決となるMFミキッチはベンチスタート。対する広島はFWパトリックとFW工藤壮人を2トップに据え、中盤にはMF柴崎晃誠を起用した。負傷のDF丹羽大輝はベンチ外となっている。
序盤は湘南ペースで推移。幾度となく決定的な場面を作り、広島ゴールを再三脅かした。FWイ・ジョンヒョプやMF松田天馬らが積極的にシュートを放ったが、GK林卓人の好セーブもあり得点は奪えない。前半終了間際には広島がセットプレーから決定機を作ったが、工藤のヘッドはバーをたたいてしまった。
後半開始早々の51分、広島がCKを獲得。柴崎がピンポイントでクロスを入れると、パトリックがDFに囲まれながらも強烈なヘッドをゴールへ突き刺した。今季4得点目のパトリックは、喜びの“マシンガンポーズ”を披露。押していた湘南が、逆に先制点を奪われる形となった。
ワンチャンスをものにした!
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年4月15日
CKから #パトリック がヘディングゴールを決めて、アウェイの広島が先制する。
🏆明治安田J1第8節
🆚湘南×広島
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その後もボールを支配した湘南だったが、62分にゴール前でボールを受けたステバノヴィッチが完全フリーでのシュートを外してしまうなど、フィニッシュのクオリティに課題を残した。すると80分、広島MF青山敏弘の絶妙なクロスに合わせたのは再びパトリック。この日2ゴール目でリードを広げた。
試合は2-0で広島が勝ち、これでリーグ戦4連勝。公式戦11試合を終えて無敗を続けている。
湘南の次戦は、18日に行われるJリーグYBCルヴァンカップ第4節。サガン鳥栖とアウェイで対戦する。広島は同日、同じくルヴァンカップ第4節で名古屋グランパスとのアウェイゲームに臨む。