2018-04-21-consadole-Mihailo_Petrović(C) J.LEAGUE

「特別な感情はなかった」埼スタへ“帰還”した札幌ミシャ監督、プロフェッショナル貫く

ミシャが埼スタに帰ってきた。

21日に行われた明治安田生命J1リーグ第9節。ミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督が、埼玉スタジアム2002のピッチサイドに、北海道コンサドーレ札幌の監督として立った。

「特別な感情はなかった。もし私がもう少し若ければ、もっとエモーショナルに戦っていたかもしれない」

かつて浦和レッズを率いた指揮官は、淡々と語る。それでも「かつて私が指導した選手がたくさんいることは、うれしい。お世話になった人たちと会えることもうれしい」と続ける。ただし「プロフェッショナルとして、試合に関しては全力で勝利を目指した」と、情には流されていないと強調する。

ゲームはスコアレスドローという結果に終わった。「どちらも負けたくないという非常に強い思いで、どちらもよく走った。しかし得点に至る美しい崩しはなかなか見られなかった。最終的には引き分けが妥当だったと思う」と総括。

しかし、「相手の左サイドに手こずった感はあった。もし駒井(善成)が出ていれば、我々が勝利に近づけた」と、浦和から期限付き移籍中のため契約上出場できなかったMFの不在を嘆いた。

とは言え、過密日程でトレーニングもままならない中、アウェイ3連戦を2勝1分けで終えた監督。「札幌は常に長い距離を移動する必要がある。そうした体力的な負担がある中で、(選手は)コンディションを整えて試合に臨んでくれた」と選手の奮闘には満足げだった。

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