2017-08-31-Takashi-Inui-01(C)Getty Images

熾烈な定位置争いから先発勝ち取った乾貴士「選ばれなくても仕方ない面子が揃っている」

日本代表FW乾貴士が、今後のポジション争いに向けて意欲を燃やしている。

2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選 第9戦が31日に行われ、日本代表は埼玉スタジアム2002でグループB3位のオーストラリア代表と対戦した。日本は浅野拓磨、井手口陽介のゴールで2-0とオーストラリアを下し、ロシアW杯出場権を獲得。6大会連続となる、本大会への切符を勝ち取った。

乾は最前線の左サイドで先発。原口元気や武藤嘉紀といった選手との厳しい競争に勝ち抜き、大一番に出場した。サイドの仕掛け人として、自身の良さを出していくことが、出場機会へ繋がっていくと考えているようだ。

「どんどん出して行かないと左サイドはすごくいい選手が多いので、そのへんはすごく激しい争いなので、自分の良さを出していきたいと思います」

一方で、危機感ではなく、自身が選ばれてなくとも仕方ないと感じられるほど、左サイドには優秀なアタッカーが揃っていることを認める。

「危機感というか出た時、選ばれた時はもちろんやりますし、頑張るっていう気持ちはありますけど、なんと言うんですかね。勘違いされたくないんですけど、選ばれなくても仕方ない面子が揃っているというか。自分も認めてますし。左サイドで選ばれている全員のことを。今回選ばれていない宇佐美(貴史)もそうですし、全員のことを認めているので、選ばれなくても仕方ないと思っている。でも選ばれたからにはしっかり自分のやるべきことをやりたいです」

また、オーストラリア戦について守備は「全体で上手くいけていた」と手応えを感じつつ、持ち味でもある攻撃に悔しさが残ったと話す。

「攻撃に関しては全然満足してないですし、もっとやっていかないといけないと思っているので、(試合に)出た時は出さないといけないかなと思います」

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