バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFヨシュア・キミッヒのその熱すぎる姿勢について、ドイツ紙『ビルト』は苦言を呈している。
バイエルンは14日、ブンデスリーガ第15節でブレーメンと対戦。試合は前半にミロ・ラシツァのロングカウンターを許し、ジェローム・ボアテングの守備対応のミスもあって先制点を奪われる。その後、フィリペ・コウチーニョの活躍もあって前半のうちに逆転、最終的には6-1の大勝を収めたが、ハーフタイム時の出来事に『ビルト』は着目している。
ハーフタイムを知らせる笛が鳴らされると、キミッヒはボアテングと頭を突き合わせ、激しい言い合いになっていた模様。キミッヒは試合後、この件についてコメントしなかったが、ボアテングのミスを糾弾していたとみられている。
チーム内でのいさかいに関して『ビルト』は「ボアテングと比較してキミッヒはメジャータイトルを獲得した経験がない。怒りもリスペクトを持って表現する必要がある」と苦言を呈した。また、ブレーメン戦の後半でキミッヒがボールボーイに対し、繰り返し早くボールを出すよう圧力をかけていた点も紹介している。
前節、ボルシアMGに敗れた際には「昨シーズンより勝ち点が少ない。今シーズンの方が明らかに難しくなるはずだ」と厳しい言葉をチームに投げかけたキミッヒ。バイエルンでもドイツ代表でも未来のキャプテンと呼び声高いが、もう少しクールに振る舞うことが求められているのかもしれない。
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