2018-01-30 Bacary SagnaGetty Images

無所属サニャにマルセイユ加入のうわさ…エブラ解雇の余波で酒井宏は今後も左で起用か

リーグ・アンのマルセイユが、昨夏から無所属となっている元フランス代表DFバカリ・サニャと接触していると報じられている。

マルセイユは今季、ベテランのパトリス・エヴラがファンを蹴るという問題行動で解雇されたこともあり、左サイドバックの選手層が手薄に。ここ数試合は、右サイドバックが本職である日本代表DF酒井宏樹が左サイドで先発し、ブナ・サールが右サイドを担当している状況だ。

『Le 10 Sport』や『butfootballclub』など複数のフランスメディアによると、サニャはマルセイユ関係者と接触したことを認めており、マルセイユに加わる可能性があるという。なお、サニャにはセリエAのベネヴェントも関心を寄せており、移籍市場が閉幕するまで、サニャの去就が決まる見通しとのこと。

マルセイユがサニャと接触していることを報じつつも記事では「しかしながら、マルセイユが本当に必要なのは左SBのはず……」と、補強ポイントが異なることを強調している。サニャは右サイドバックを本職としているが、かつては所属チームで手薄になったこともあってセンターバックを務めたことも。

1983年生まれ、現在34歳のサニャはオセールの下部組織育ちで、トップデビュー後2007年にアーセナルへ移籍。その後2014年にマンチェスター・シティへ加わり、昨シーズン限りで退団してフリーの状態が続いていた。

サニャ本人は現役続行に意欲を示しており、ベネヴェントのほか、マルセイユとも接触しているようだが、果たして契約はまとまるのだろうか。

ロシア・ワールドカップを半年後に控え、マルセイユが右サイドを主戦場とするサニャを加えるとなると、本職のポジションで酒井は今後も出場できるのか、不透明な状況となる。エブラ解雇の余波により、酒井は本職右サイドのプレー機会が減るという事態になるかもしれない。

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