2016年以来、4年ぶりの開幕白星となった。浦和レッズは21日に行われた開幕した明治安田生命J1リーグの開幕戦で湘南ベルマーレを3-2で撃破。手に汗握る接戦を制して上々のスタートを切った。注目を集めたオープニングマッチで、レオナルドと興梠慎三の“新2トップ”が早速結果を残した。
今季の浦和は慣れ親しんだ3バックから、4バックへ変更。これに伴い、チームは34得点に終わった昨季から攻撃テコ入れを行い、今季から2トップの陣容にスタイルチェンジした。
16日のJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ初戦のベガルタ仙台戦では、レオナルドと杉本健勇のコンビが4得点を叩き出し、5-2と大勝。迎えた湘南戦では、杉本がベンチ外となり、レオナルドと興梠が公式戦初のコンビを組むことになった。
開始早々にいきなり先制点を許した浦和だったが、39分に裏へ抜け出した汰木康也の折り返しに興梠が合わせて同点に追いつくと、その3分後には、昨季のJ2得点王が続く。
「DFに抑えられていたので非常に難しい体勢だったけど、自分のパワーを使ってGKが届かないところを狙って打った」。山中のクロスにレオナルドが頭で合わせて逆転に成功した。
浦和は後半に一度追いつかれたものの、85分に関根貴大が値千金の決勝弾を奪取。過去のリーグ戦4試合勝利がなかった湘南相手に3-2で競り勝ち、4年ぶりの開幕白星を飾った。
2018年にJ3得点王、昨年はJ2得点王を獲得し、大きな期待を背負って加入したレオナルドだが、公式戦ではすでに3ゴールをマーク。そのポテンシャルの高さを改めて証明している。それでも本人は「非常に嬉しいゴールになりましたけど、ここで止まるわけにはいかない。23点が目標なので、あと22点取らないといけない」と、さらなるゴール奪取へ意欲を見せれば、興梠は「若いやつらには負けていられないなというのもあるし。いいチーム内での競争で、チームが良くなっていけばいい」と激しくなりつつある定位置争いに歓迎の姿勢を見せた。
湘南に押し込まれる展開も続いたなかでも「最後まで諦めることなく戦ったので次のゴールも生まれた」とレオナルド。「難しい状況、苦しい状況のなかでも戦えることが、優勝するチームには必要。リーグでしっかり勝利を収めて、優勝を目指して頑張っていきたい」と、頼もしい言葉でチームのさらなる向上を誓った。
興梠とは練習試合で2トップを組むこともあり、いまは連係を深めていく段階にあるが、レオナルドは「彼(興梠)のような質の高い選手とプレーすると非常にやりやすい」と話し、「お互いを探しながら、たくさんのプレーを生むことができた」と早くも手応えを口にしている。
一方の興梠も「もっとお互いを知っていけば、チャンスは多く作れるのかなという感じはある」とし、「レオもコンビネーションで崩していくタイプなので、割とやりやすい」と、連係構築に自信をのぞかせていた。
開幕戦で結果を残したふたりに加えて、ルヴァンカップで結果を残した杉本や、戦列離脱中の武藤雄樹を含めたFW争いは、さらに激化しそうな勢いだ。
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